【2025年最新】40代主婦が資格を取るならこれ!おすすめ15選

子育てが一段落し、これから仕事を始めたいと考える方も多くいるのではないでしょうか。

しかし「今から自分にどんな仕事ができるのか分からない」「前職に戻りたいけれどブランクがあって不安」と悩む方は少なくありません。

この記事では、40代の主婦におすすめの資格15選や資格取得の方法、注意すべき資格商法などについて詳しく紹介します。

新しい仕事にチャレンジしたい方はもちろん、これまでの経験を活かしさらにキャリアを積んでいきたい方必見の内容です。

40代の主婦でも取得できる資格や検定、自分に合った資格の選び方を知り、よりスムーズな社会復帰を目指していきましょう。

目次

40代主婦でも資格は取れる!

資格取得に遅すぎるということはなく、40代の主婦でもこれから資格を取ることは十分可能です。

【40代主婦でも資格は取れる】
転職や就職に有利
業務のレベルアップが可能
自分自身のスキル向上に繋がる

子育てが落ち着き仕事をメインにしたい方、今後復職を目指したい40代主婦が資格を取ることでどんなメリットが得られるかをみていきましょう。

転職や就職に有利

転職、就職する場合、資格を持っていることで有利になるケースがあります。

40代主婦が転職や就職を目指す場合、年齢だけではなく経験やブランクなど、スムーズにいかない問題も少なくありません。

ほかの人よりも優れている経験やスキルと言った「なにか」がなければ、採用されにくいというリスクもあります。

そこで、資格があれば他者との差別化ができ、専門的な知識やスキルを有しているという証明にもなるでしょう。

また、資格を取ることで向上心や前向きに頑張る気持ちをアピールすることにもつながるため、応募企業へ好印象を与えることが可能です。

転職や就職の際の必須ではありませんが、自分の能力を正しくアピールするためにも資格の取得をした方が有利。

さらに、各事業所に取得が義務付けられている「必須資格」であれば需要も高く、転職でのキャリアアップも実現しやすいでしょう。

業務のレベルアップが可能

資格は様々な種類がありますが、現在の仕事に関連するものを取れば業務のレベルアップが図れます。

たとえば、パートで事務の仕事をしている場合、「簿記」や「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」などが有効です。

資格があればより高度な業務内容を任されることもあり、業務のレベルアップによる昇給や昇進も狙えるでしょう。

もちろん、転職してより給与が高いところへいくのもひとつの方法ですが、40代という年齢がネックになってしまうことも…

資格を保有することによって業務のレベルアップができれば、これまでと同じ職場でも効率よく収入を上げることが可能です。

自分自身のスキル向上につながる

資格取得のために学んだ知識はそのまま自分の武器になり、うまく活用すれば視野を広げて活躍の場を作ることもできるでしょう。

資格を取得することでより一層スキルの向上を感じられるので、自信アップにもつながります。

また、企業に勤め続ける場合でも、資格があれば積極的に業務にたづさわれるようになり、さらなるキャリアを積み上げていけます。

資格を取得すれば仕事をメインで頑張りたいという生活スタイルも実現可能です。

40代の主婦だからこそ、資格を取得して自分に自信をもち、家庭から職場に活躍の場を広げてみてはいかがでしょうか。

「国家資格」「民間資格」「公的資格」の違い

「資格」と一言でいっても、実は「国家資格」「民間資格」「公的資格」という3つの種類があります。

大きな違いとして挙げられるのは、それぞれが認定している機関です。

国家資格は国、民間資格は民間団体や企業、公的資格は各省庁が認定しています。

その他の主な特徴を、下記表でチェックしてみましょう。

特徴国家資格民間資格公的資格
認定機関国政府機関民間企業民間団体政府機関自治体業界団体
信頼性中~低高~中
取得メリット社会的な信頼性が高い専門性をアピールできる趣味やスキルに合った資格が選べる経歴や学歴に左右されない一定の専門性を証明できる国家試験を受けるための受験資格が得られる
取得デメリット受験者資格が必要なケースがある資格そのものの希少性が低い似ている資格が多い国家資格より法的拘束力は弱い民間資格とあまり区別されない
取得難易度

国家資格は、取得難易度や法的拘束力が高く、資格を取るために勉強する時間などは長期間必要となります。

種類によっては実務経験や学歴などの受験者資格が必要になるものもあるため、簡単に取得できるものではありません。

しかし、特定の資格を持っていなければ携われない「独占業務」が認められているものがあるので、仕事の将来性は非常に高いのが特徴です。

民間資格の場合、簡単に取得できるものも多いので、気軽に受験できるのが特徴。

国家資格と比較するとそこまでの信頼性はありませんが、知名度が高いものが多く、業界によっては取得することで重宝されるでしょう。

公的資格は国家資格と民間資格の中間のような種類になります。

国家資格程厳格ではないものの、一定の専門性を証明するためにはとても重要です。

それぞれの種類ごとに特徴やメリット・デメリットを理解し、どんな資格を取ればいいのかを正しく判断することが大切!

40代の主婦が資格を取るなら外せない!おすすめ15選

40代の主婦が資格を取るなら、ぜひチェックすべきおすすめ15選を紹介します。

【40代主婦におすすめの資格15選】
医療事務
調剤薬局事務
登録販売者
介護事務
介護職員初任者研修
ファイナンシャル・プランニング技能士
キャリアコンサルティング技能検定
中小企業診断士
日本語教師
Webデザイン技能検定
ITパスポート
宅建建物取引士
日商簿記
保育士
ネイリスト技能検定

医療事務

業界医療・福祉
職種事務職員
平均年収481.4万円
有効求人倍率2倍
資格の種類民間資格
試験内容学科試験:医療保険制度や窓口業務などに関する知識
実技試験:診療報酬明細書(レセプト)作成
平均労働時間154時間
出典:厚生労働省「job tag:医療事務

診療報酬請求の書類作成や窓口での受付、入退院の手続き、カルテの管理といった事務作業をおこないます。

仕事をするうえで資格が必須ではありませんが、資格があることで基本的な知識やスキルを保有している証明になるため、未経験でも就職に有利です。

民間資格である医療事務には様々な種類があり、合格率や難易度はそれぞれで異なっています。

その中でも特に「医療事務認定実務者(R)」は難易度が低い種類になるため、初めて医療事務の資格を目指す方におすすめ。

仕事が安定している点や、基本的に残業・早出などがないため、特に主婦に人気が高い資格といえるでしょう。

【具体的な仕事内容~医療事務~】
・診察が完了した患者のカルテを確認し、診察の内容や検査の種類、薬の量などの情報をコンピュータに入力して点数化させる
・患者の自己負担額を計算する
・疾病名に対応した治療や投薬・療養の基準に基づいてレセプト作成してチェックする

調剤薬局事務

業界医療・福祉
職種事務職員
平均年収481.4万円
有効求人倍率3.06倍
資格の種類民間資格
試験内容学科試験:調剤報酬算定に関する基礎
実技試験:調剤報酬算定・明細書作成
平均労働時間154時間
出典:厚生労働省「job tag:調剤薬局事務

保険薬局での窓口対応が主な仕事で、レセプト(保険者に診療報酬を請求する書類)作成や薬代の保険適用に関する手続きなどをおこなうケースもあります。

近年、調剤薬局はドラッグストアなどでも併設されていることが多く、求人数が増加傾向にあるため、40代の主婦には特におすすめです。

さらに、調剤薬局事務の資格によっては自宅受験が可能なので、暗記が苦手な方でもテキストを確認しながら答案作成できます。

無資格でも仕事をするうえで問題はありませんが、調剤薬局事務の仕事は多岐にわたるため、あらかじめしっかりと勉強し、資格を取得しておきましょう。

【具体的な仕事内容~調剤薬局事務~】
・来店する患者の処方箋を受け取り確認してレセプトコンピューターへ入力
・初めての来店の場合、個人情報を含む体調に関するアンケートを患者に依頼
・毎月レセプトを作成して保険者に請求
・電話対応や伝票入力、薬剤師の補助的業務
・薬局のPOP作成、店内清掃など、店舗スタッフとしての業務もおこなう

登録販売者

業界卸売業
小売業
職種医薬品販売店員
平均年収369.4万円
有効求人倍率3.77倍
資格の種類国家資格
試験内容筆記試験:「主な医薬品とその作用」「薬事関連法規・制度」などの5項目
(マークシート方式で記述はなし)
平均労働時間162時間
出典:厚生労働省「job tag:登録販売者

市販の一般医薬品「第2類・第3類」の販売ができる資格です。

第1類の販売は薬剤師のみが認められているため限定的な資格となりますが、一般的な市販薬を購入するためには欠かせない資格といえます。

登録販売者の資格は、総務省が出している「国の資格制度一覧」に記載されているため、国が認めた資格であることに変わりありません。

しかし、文部科学省の「国家資格一覧」や厚生労働省の国家資格情報には登録販売者の記載がないのが現状です。

そのため、はっきりと国家資格であると断言できない部分もありますが、登録販売者がいなければドラッグストアなどで第2類・第3類の医薬品を購入できません。

資格の種類が明確になっていないものの、販売側や購入側のどちらからみても、登録販売者は非常に大切な役割であるといえるでしょう。

【具体的な仕事内容~登録販売者~】
・ドラッグストアなどの店舗で、第2類・第3類の医薬品を定められたルールを守り販売する
・顧客からの質問や要望に応え、薬の案内やアドバイスをおこなう
・搬入された医薬品の検品や品出し、店内在庫のチェック
・顧客に対する接客業務やPOP作成・店内レイアウトの整理

介護事務

業界医療・福祉
職種介護事務員職員
平均年収481.4万円
有効求人倍率1.92倍
資格の種類民間資格
試験内容学科試験:介護保険法・関連法規と介護保険制度、介護報酬請求に関する専門知識
実技試験:介護報酬明細書の作成
平均労働時間154時間
出典:厚生労働省「job tag:介護事務

介護施設における事務作業の全般を担当する資格です。

業務そのものは資格必須ではなく未経験でも可能ですが、介護事務の業務は多岐にわたり幅広いスキルが求められるため、資格を持っている方が即戦力として重宝されます。

介護事務の職場は、主に「介護老人保健施設」「特別養護老人ホーム」「デイサービスセンター」「グループホーム」「訪問介護事業所」「訪問看護ステーション」です。

規模の大きな施設の場合、専門の事務員を配置することがありますが、小規模の施設であれば介護現場での手伝いをすることもあります。

そこで培ったスキルや経験は、家族や今後の自分のためにもなるため、40代主婦にとっては有効な資格といえるでしょう。

【具体的な仕事内容~介護事務~】
・メールやFAX、コールセンターからの連絡をチェック
・役所や病院など関連機関との連携
・来客や利用者家族からの問い合わせ対応
・ケアマネージャー補佐としてケアプラン作成に必要な書類の準備
・介護給付費明細書の作成
・利用者ごとにケアマネジャーが作成したケアプランと回収したサービス記録を突き合わせて作業

介護職員初任者研修

業界医療・福祉
職種訪問介護職
平均年収381.2万円
有効求人倍率30.96倍
資格の種類公的資格
試験内容学科試験:「介護の基本」「老化の理解」「障がいの理解」など全10科目
平均労働時間163時間
出典:厚生労働省「job tag:訪問介護員/ホームヘルパー

ホームヘルパー2級の後継資格が介護職員初任者研修です。

全10科目のカリキュラムを合計130時間で修了してから試験に臨み、70点以上で合格となります。

介護職員初任者研修は高齢者や障がいのある人に対し、生活する上で必要な専門的サポートをおこなうための資格です。

現在、日本は少子高齢化が進み、今後ますます高齢者の人数は増加傾向にあるとされており、多くの施設で人材を求めています。

食事や更衣のサポートなどをおこなう介護職員初任者研修は、生活の知恵や経験が豊富な40代主婦には特に向いているといえるでしょう。

介護職員初任者研修を取得すれば、将来的に「介護福祉士」という国家資格の取得も可能になるため、キャリアアップや安定を目指す方にとってもおすすめです。

【具体的な仕事内容~介護職員初任者研修~】
・施設にいる高齢者や在宅介護が日知ような高齢者に対し、食事、寝返りの介助、入浴、排泄、衣服の着脱などのサポートを実施
・家族に介護の技術的な指導をおこなうケースもある
・行政や医療・保健分野の職員との連携
・話し相手やレクリエーションの提案などもおこなう

ファイナンシャル・プランニング技能士

業界学術研究専門・技術サービス業
職種経営・金融・保険の専門的職業
平均年収903.2万円
有効求人倍率0.6倍
資格の種類国家資格
試験内容学科試験:「リスク管理」「金融資産運用」など6分野
実技試験:試験実施団体により異なる
(日本FP協会の場合「資産設計提案業務」がテーマ)
平均労働時間161時間
出典:厚生労働省「job tag:ファイナンシャル・プランナー

金融や年金、税金、不動産や相続、投資といった幅広い知識を学び、顧客のマネープラン設計や資産管理に対するアドバイスなどをおこないます。

ファイナンシャルプランナーの資格の中には民間資格に該当するものもありますが、FP技能士の「1級」「2級」「3級」は国家資格です。

また、資格がなくてもファイナンシャルプランナーとしての業務はできますが、各種保険や金融商品、税制など、顧客からの相談に正しく応じなくてはいけません。

一朝一夕で身につく知識だけでは、適切なアドバイスができないケースもあるため、資格の取得は非常に重要なポイントといえるでしょう。

ファイナンシャルプランナーは金融や保険会社、不動産会社など、様々な業界で活躍の場があり、豊富な知識があれば自身のマネープランに活かすことも可能です。

【具体的な仕事内容~ファイナンシャル・プランナー~】
・顧客それぞれのライフスタイルや価値観を踏まえ、資産や負債、収支の内訳おいった情報を聞き取り、現状を分析したうえで総合的な資産設計の企画立案と実行支援
・経済や金融情報、税制、不動産における最新情報を収集・調査
・「お金の使い方」「貯蓄の仕方」「収支の見直し方」などについてアドバイス

キャリアコンサルティング技能検定

業界教育学習支援業
職種カウンセラー
平均年収591万円
有効求人倍率0.16倍
資格の種類国家資格
試験内容学科試験:キャリアコンサルタントとして必要となる基本的な知識やスキル
実技試験:論述
(相談者をどのように支援するのかを文章で解答)
面接試験:キャリアコンサルティングを15分実施するロールプレイ
平均労働時間154時間
出典:厚生労働省「job tag:キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント

初めての就職はもちろん、転職を希望する相談者に対し、適した職業の選択や今後のキャリアにおける助言などを、専門的な立場から助言するために必要な資格です。

職業能力の開発や向上、職業選択、職業生活の設計など、相談者が抱える悩みに対してアドバイスや指導することで、望む生き方ができるよう支援します。

職業生活は、社会人としての生活の大部分を占めており、どんな職業を選ぶのか、どんな働き方をするのかによって人生に大きな影響を及ぼすでしょう。

2016年から国家資格となり、養成講座の受講や3年以上キャリアコンサルタントに準ずる仕事に従事するなどの受験者資格が必要です。

簡単に取得できる資格ではありませんが、ハローワーク、大学や教育機関の就職相談窓口、人材派遣会社など活躍できる分野は幅広くあります。

【具体的な仕事内容~キャリアコンサルタント~】
・相談者の職業選択・職業生活の設計などに関する相談に応じ、指導やアドバイスをおこなう
・職業キャリアの様々な場面において、適切な職業選択やキャリア形成ができるよう支援する
・職業やキャリアの情報、能力開発における情報を提供して理解を深めるようサポートする
・必要に応じて、相談者の取り巻く環境がキャリア形成にどうかかわるかを考え、周囲に働きかけるケースもある

中小企業診断士

業界学術研究専門・技術サービス業
職種経営・金融・保険の専門的職業
平均年収903.2万円
有効求人倍率0.6倍
資格の種類国家資格
試験内容学科試験:1次試験・2次試験あり
口述試験:中小企業の診断、助言に関する能力について個人ごとに面接
平均労働時間161時間
出典:厚生労働省「job tag:中小企業診断士

中小企業における経営内容の診断や改善方法を提案、支援するための資格です。

別名「経営指導員」ともいわれており、中小企業の経営者からの依頼を受けて、経営課題の調査をおこないます。

経営者からは見えないような問題点があるケースも多く、的確な判断力や鋭い洞察力が求められる仕事です。

近年では全くの未経験から起業するケースも多く、第三者の目からみた改善点、事業の立て直しを実施したいという経営者の方も多いんです。

また、大企業であっても、従業員の働きやすさや職場環境の改善、企業と従業員の関係性構築などの問題を抱えていることもあり、コンサルティングニーズは上昇傾向にあります。

【具体的な仕事内容~中小企業診断士~】
・依頼企業の希望に沿って診断方針を作成、経営に関する資料を提出してもらいヒアリングを実施する
・問題点を明確にしたうえでさらに調査をおこない、生産管理や経営に関する課題や生産性向上の改善案をまとめる
・経営計画策定支援、実行後の実績等を踏まえたフォローアップ支援
・企業と行政や金融機関をつなげるパイプ役
・事業基盤の強化
・国や自治体が定める中小企業支援施策の活用を助言

日本語教師

業界教育学習支援業
職種その他の学校等教員学習・語学指導教師
平均年収491万円
有効求人倍率1.4倍
資格の種類国家資格
試験内容学科試験:試験Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの3つの構成
平均労働時間162時間
出典:厚生労働省「job tag:日本語教師

2024年4月から、日本語教師は国家資格になりました。

日本語教師は、日本語学校や地域、職場における外国人に対して日本語指導をおこないます。

日本語を母国語としたい外国人を対象に読み書きや発音などを教える日本語教師は、グローバルな現代において需要が高い職業のひとつです。

日本語教育をおこなう機関は、主に国の基準を満たしている日本語学校や国際交流事業団体などがあります。

また、日本語教師は常勤と非常勤があるので、働く場所によっては希望の就業スタイルで仕事ができるのも大きなポイントです。

今後も外国人労働者の受け入れは増えるとされているため、今資格を取得していけば将来的に役立つ場面が出てくるでしょう。

【具体的な仕事内容~日本語教師~】
・日本の大学などへ進学するために必要な日本語能力を指導するコース、日常生活や仕事上で必要な日本語を学ぶ一般コースがあり、それぞれに適した学習を提供
・「読む」「話す」「書く」「聞く」の4つに分類して正しい能力を身につけさせる
・テストを実施して日本語能力を評価し、成績や出席などに関する情報管理もおこなう
・日本で暮らすためのマナーやルールを指導

Webデザイン技能検定

業界情報通信業、術研究専門・技術サービス業
職種ウェブデザイナー
平均年収483.9万円
有効求人倍率0.12倍
資格の種類国家資格
試験内容学科試験:「インターネット概論」「ウェブデザイン技術」など10科目
実技試験:Webサイト構築と運用
平均労働時間165時間
出典:厚生労働省「job tag:Webデザイナー

Webサイトのデザインや制作をおこなう仕事で、いくつかの資格がありますが、その中でも「Webデザイン技能検定」はWeb業界で唯一の国家資格です。

業種問わず様々な企業や学校、官公庁などがネット上に設けたサイトの企画やデザインをおこない、依頼側の要望や目的に合わせて作業を進めていきます。

Webサイトは、広告宣伝やマーケティング、広報、商品の販売など様々な目的で活用されるものです。

Webデザイナーの主な仕事はサイトのデザインですが、場合によってはプログラミングを用いたサイト制作に携わることもあります。

ネット社会と言われている現代では、こうしたスキルは強力な武器になるでしょう。

在宅でも仕事が可能なため、ミーティングの予定や納期を守れれば、作業時間に融通が利きやすいので、40代主婦でも働きやすい環境といえます。

【具体的な仕事内容~Webデザイナー~】
・開設サイトの目的を明確化し、コンセプトを決めていく
・開発スケジュールや運営体制の調整
・コンセプトに基づいてレイアウトやデザイン、機能などを細かい内容を決める
・写真家やコピーライター、プログラマーなどの他職種と分業することも多い

ITパスポート

業界情報通信業
職種ITシステム運用管理者
平均年収628.9万円
有効求人倍率2.81倍
資格の種類国家資格
試験内容学科試験:「ストラテジ系(経営全般)」「マネジメント系(IT管理)」「テクノロジ系(IT技術)」
平均労働時間152時間
出典:厚生労働省「job tag:IT運用・管理

IT、Webビジネスにおける基礎的な知識を証明するための国家資格です。

サーバーやシステム管理者、運用監視オペレーター、システム運用オペレーター、システム運用管理者などを目指す方にとっては必須の資格といえるでしょう。

また、Webに関連する職業だけではなく、これから就職を目指す学生なども多く受験しています。

応募条件にITパスポートの取得を提示している企業も少なくないので、40代主婦でも資格があることでIT業界に参入することも可能です。

ChatGPTやAIなど、今後もさらに進化が期待されるIT業界に役立つ資格になるので、持っていて損はないでしょう。

直接IT業界に携わらなくとも、PCを使用した作業が多い事務職や営業職など、業界問わず活躍の場を広げられるのもポイントのひとつといえます。

【具体的な仕事内容~ITパスポート(IT管理・運用)~】
・情報システムが不具合でて資することなく、安全に稼働し続けるための管理・運用をおこなう
・リソースの監視やログ情報のチェック、外部からの攻撃、トラブルなどの稼働状況を確認するのが「定常業務」
・ウェアの故障や異常、障害が発生した際に保守担当に連絡して復旧作業に携わる「非定常業務」
・ユーザーやヘルプデスクからの問い合わせ対応

宅建建物取引士

業界不動産業
物品賃貸業
職種不動産営業員
平均年収618.3万円
有効求人倍率3.08倍
資格の種類国家資格
試験内容学科試験:「宅建業法」「法令上の制限」など4項目
平均労働時間161時間
出典:厚生労働省「job tag:住宅・不動産営業

顧客に対して不動産に関する必要な情報を提供し、不当な契約を防ぎ安心して取引するための専門的な資格です。

需要が高く、多くの方が資格取得を目指しており、キャリアアップや転職の際に役立つ資格と言えます。

賃貸契約だけではなく、住宅や土地の売買など、顧客の様々な要望に応じながら取引をすすめていきます。

また、その地域特有の暮らし方も大切な情報です。

買い物や交通アクセスなど、40代の主婦目線でみる地域の情報は、男性営業員とはまた違った視点となり、顧客の住居選びに役立てられるでしょう。

女性ならではの細かな気配りなども、契約業務には欠かせない要素となるため、経験だけではなく暮らしに関する知識を十分活かせる職業といえます。

【具体的な仕事内容~宅建建物取引士~】
・通勤、買い物の利便性、間取り、機能性など、物件や土地以外で必要な情報を提供
・ローンや法律、税金問題を説明
・契成立後に契約書の作成
・引き渡し後メンテナンスなどのサービスを提供

日商簿記

業界建設業
製造業
情報通信業
金融業
保険業
職種経理事務員
平均年収509.3万円
有効求人倍率0.59倍
資格の種類民間資格
試験内容学科試験:基本的な商業簿記の修得・企業活動や会計実務を踏まえた知識
平均労働時間157時間
出典:厚生労働省「job tag:総務事務

ビジネスの基本となる簿記知識や計算能力、貸借対照表や損益計算書作成などを評価する試験です。

民間資格ですが知名度が高く、企業の経理はもちろんのこと税理士事務所や会計事務所などでも重宝される資格となります。

簿記検定には1級・2級・3級があり、2級以上であれば転職や就職にかなり有利となるでしょう。

1級の合格率は10%と難易度が高いのが特徴ですが、取得すれば税理士資格の受験資格が得られるため、こうした職種を希望する方にとっては欠かせない試験です。

【具体的な仕事内容~経理事務~】
・入出金伝票や振替伝票を起こし、現金出納帳や総勘定元帳などの帳簿記入
・月次決算書類の作成
・会計監査や税務調査等への立ち会い
・社員の給料計算や現金の出納管理、小切手の処理

保育士

業界医療・福祉
職種保育士
保育教諭
平均年収406.8万円
有効求人倍率2.92倍
資格の種類国家資格
試験内容学科試験:保育原理や子どもの保健・食と栄養、保育実習理論
実技試験:「音楽表現に関する技術」「造形表現に関する技術」「言語表現に関する技術」からの2項目
平均労働時間162時間
出典:厚生労働省「job tag:保育士

子どもと遊ぶだけと思われがちな保育士ですが、専門的な知識やスキルを活かして保育をおこない、保護者への育児に関するアドバイスや支援、指導も実施します。

共働き世帯が多い現在の日本では、保育士を頼りにしている家庭も少なくありません。

また、担当する子供の年齢によって適切な保育内容が変わるため、職場の方針に合わせた柔軟な対応が求められます。

常に人手不足に悩んでいる業界でもあるため、育児経験がある主婦は優遇されることも多く、資格を取得すればスムーズな就職や転職が可能です。

保育園やこども園、企業内にある託児所や児童福祉施設、病児保育室、ベビーシッターなど、幅広い場所で資格を活かして活躍できます。

【具体的な仕事内容~保育士~】
・保護者が自宅で見られない場合、就学前の子どもの保育に従事
・「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の5つの保育内容があり、子どもそれぞれの発達状況などによって指導計画を作成
・体調に変化があった場合、保護者や病院へ連絡・常に子どもの様子を観察し、保護者と情報を共有して必要に応じた相談や助言・イベントごとに展示物の制作や日誌の記録、バスの送迎など、園業務に携わるほとんどをおこなう

ネイリスト技能検定

業界生活関連サービス業
娯楽業
職種ネイリスト
平均年収329.5万円
有効求人倍率0.39倍
資格の種類民間資格
試験内容学科試験:「ネイルの歴史」「衛生と消毒」など複数項目
実技試験:ネイルケア・カラーリング・ネイルアートの3段階
平均労働時間170時間
出典:厚生労働省「job tag:ネイリスト

国家資格ではありませんが、2012年に「内閣総理大臣が認めたJNECが認証する資格」になりました。

爪の形をきれいに治したり、お手入れや装飾を施す仕事です。

顧客の要望に合わせ、カラーやアート、長さ出しなど、さまざまな施術をおこなうための資格で、取得後に自宅開業するケースも。

ネイリスト技能検定は1級・2級・3級があり、3級は趣味程度、2級以上であればプロとして通用するレベルになります。

年齢問わず多くの方に人気がある施術なので、資格があれば長く現場で活躍できるでしょう。

【具体的な仕事内容~ネイリスト~】
・爪の手入れ→甘皮処理や表面磨き、形の整形やクリームの塗布
・色塗り→顧客が希望するカラーのネイルラッカーやマニキュア液で色を塗る
・アート(装飾)→フラットアートやエアーブラシアート、3Dアート、ストーンやホロなどを使用した装飾を施す
・イクステンション(人工爪)→スカルプチュア、ジェルネイル、チップ&オーバーレイの3種類があり、顧客の要望や爪の状態から適切な種類を選択し施術を施す
・リペア→割れや欠け、浮いてしまった爪の修復作業

40代主婦が取るべき資格の選び方

数多くある資格の中から、40代主婦が選ぶべき資格をどう見極めればいいのか、特に重要となるポイントを5つ紹介します。

【40代主婦が取るべき資格の選び方】
取得難易度の高さ
実務経験の有無
求人数
知名度や信頼度
自分自身の適正

それぞれの特徴について、下記でひとつずつみていきましょう。

取得難易度の高さ

資格の種類によっては取得難易度が非常に高いものもあります。

将来性があり専門性も高い資格の場合、需要があるため就職や転職に有利になる反面、長期的な学習が欠かせません。

中には数年間の通学が必要になるケースもあります。

40代主婦の場合、資格取得のために年単位で通学するのは難しい場合もあるでしょう。

仮に学習時間を確保できたとしても、難易度が高い資格は途中で挫折してしまうことも…

取得難易度の高さは資格によって大きく異なるため、主婦業と資格勉強の両立を考慮して資格の種類を選ぶとよいですよ。

スキマ時間を効率よく使って学習できる通信講座や、テキストを見ながら独学で学べる資格であれば、比較的簡単に取得できます。

まずは、取得難易度が低く主婦でも挑戦しやすい種類を選びましょう。

実務経験の有無

資格を取得するためには実務経験が必要になることもあるため、必ず最初に受験者資格を確認しておきましょう。

実務経験が必要な資格の場合、受験勉強と共に実務経験を積んでいかなければ受験そのものができません。

40代主婦が勉強しながら新しく実務経験を積んでいくのは至難の業です。

どうしても取得したい資格で実務経験が必要な場合、必ず家族に相談してから始めるのもポイント。

勉強と実務経験を同時に積み重ねていく場合、主婦業がおろそかになる可能性もあるので、家族への配慮は欠かせません。

資格の取得をスピーディにしたいもしくは、家族の負担を最小限にしたい場合は、受験者資格をよく確認し、実務経験がない種類を選ぶのも大切ですよ。

求人数

40代主婦が資格を取得する際には、関連する求人の数もチェックしておきましょう。

資格を取得しても、活かせる場面が少なければ就職や転職がスムーズにできません。

資格の中には、知識の習得はできるものの、実務に結びつきにくいものやそもそもの求人が少ないものもあります。

時間とお金をかけて資格を取得しても、活かせる環境を見つけられないのでは、せっかくの苦労も水の泡。

まずは自分が興味のあるものを選びつつも、その中で資格を活かせる場所はあるのか、関連性の高い求人数は豊富にあるかをよく確認するようにしてください。

知名度や信頼度

どんな資格を取ればいいか分からないと悩んでしまう場合、知名度や信頼度が高い種類を選ぶ方法もあります。

世間的にあまり認知されていない資格を取得しても、活かせる場面が限られてしまうため、スキルや知識の証明につながりにくくなることも。

たとえば、国家資格は最も信頼度が高い資格ですが、知名度が低い種類よりも民間資格の方が世間的に広く認知されていることもあります。

【知名度が高い主な資格】
・日商簿記
・医療事務
・ファイナンシャル・プランニング技能士

【信頼度が高い主な資格】
・保育士
・宅建建物取引士
・中小企業診断士

上記は特に知名度、信頼度それぞれが高いといわれている資格の一例です。

取得する種類が決められない場合、まずは一般的に認知されている資格や、信頼度が高く権威性のある種類を選んでみましょう。

自分自身の適正

資格を選ぶ際は、難易度や求人数などももちろん大切ですが、自分自身の適正と合わせることも重要です。

自分のレベルや性格に合っていない資格では、勉強も捗らず苦痛になってしまうでしょう。

逆にいえば、自分に合った資格なら勉強もやる気も上がり、モチベーション維持にも繋がります。

もしも自分の適性が分からない場合には、「海外向けオンライン秘書」がおすすめです。

「海外向けオンライン秘書」はさまざまな案件があるため、今までの経験を活かしたり新しい業務にチャレンジしたりと、豊富な経験を積み上げていけます。

その中で、自分自身の得意・不得意が見えてくるので、適した資格の選択に大きく役立てられますよ。

また、英語が苦手な方でも、英語は一切話せない方でも問題なくお仕事できます。

語学力に自信がある方の場合、海外のクライアントとのやり取りでさらに英語能力を磨き上げることが可能なため、今後の就職や転職に有利になりますよ。

「海外向けオンライン秘書」は在宅でのお仕事なので、主婦業が疎かになってしまう心配が少ないのもポイント。

自分の適性を正しく把握し、マッチした資格を効率よく見つけるためにも、ぜひSKILABOの「海外向けオンライン秘書」で豊富な経験を積み上げてみてください。

【番外編】資格取得に役立つ!40代主婦におすすめの検定

「資格」とは、特定の業務をおこなうためになくてはならないものですが、「検定」はあくまで知識や知恵の目安となるものを指します。

仕事に必須ではないものの、就職や転職に有利になり、履歴書にも記載ができるので、検定を受けて資格の取得に役立たせましょう。

【資格取得に役立つおすすめの検定3選】
実用英語技能検定(英検)
AI検定
社会人ホスピタリティ検定

特におすすめの3つの検定について、下記で詳しく紹介します。

実用英語技能検定(英検)・TOEIC

高校受験などで受けたことがある方も多い実用英語技能検定は、大人になってからも就職や転職に有利となります。

また、英語能力を測る試験には「TOEIC」がありますが、この2つは目指すべきキャリアによって異なるので注意しておきましょう。

特徴英検TOEIC
重視するスキルリーディングリスニング上級レベルは4技能リーディングリスニング
重視する能力学校教育や学問的な英語能力ビジネス英語能力
認知度日本国内での認知が高い国際的な認知が高い

TOEICはビジネスを中心とした英語能力が重点的に評価されるため、一般的な英語力に対しては英検の方が向いているといえるでしょう。

外資系など、ビジネスにおける英語力が求められる場合、TOEICのスコアが重視されます。

しかし、事務などの一般職の場合、自身の英語力をアピールする分には英検で何の問題もありません。

日常会話などの英語力を高めたい場合は英検、グローバルな活躍を目指しキャリアを積みたい場合はTOEICを受けてみましょう。

AI検定

人工知能、機械学習、深層学習といったAIに関する基礎的な知識や、日常生活やビジネスで活用されるAIについての知識が試される試験です。

近年、AIの発展は目覚ましく、一般家庭の家電製品にも搭載されているものも豊富。

今後も業界問わず多くの場面で活用が期待されているAIに関する知識を高められれば、就職や転職に有利になりますよ。

また、IT業界に限らず、知識があれば業務を効率化できるAIツールをスムーズに使いこなせるので、事務職や経理などで即戦力として重宝されます。

受験のための学歴や年齢に制限はなく、2024年度は79%以上の合格者が出ているAI検定は、40代主婦でも挑戦しやすい検定といえるでしょう。

また、AIを活用するための知識が問われる「G検定」というものもあります。

IT業界で本格的にAIに携わる仕事を目指したい場合は、AI検定とG検定の両方にチャレンジしてみましょう。

社会人ホスピタリティ検定

社会人ホスピタリティ検定とは、自分自身のホスピタリティ度を測るための試験です。

ホスピタリティとは、思いやりや優しさ、おもてなしなど、人や社会、自然など、自分とのかかわりにおいて具現化されるものです。

これまでは接客や営業など、限られた分野でのみ重要視されていましたが、近年では業界・業種問わず頻繁に使われるようになりました。

社会人ホスピタリティ検定では、ホスピタリティやマナー、身だしなみといった社会人における基本や実践に関する問題が出題されます。

40代主婦の場合、主婦業をこなすために社会から離れていた時期が長いという方も少なくありません。

社会人ホスピタリティ検定を受けて、思いやりやおもてなし、社会人としての基本を再確認してみてはいかがでしょうか。

スムーズな社会復帰のためにも、資格取得と並行しながらホスピタリティマインドを高めていきましょう。

40代主婦が資格を取る方法

40代主婦が資格を取るためには、主に下記の3つの方法があります。

【40代主婦が資格を取る方法】
通信講座で資格を取る
通学で資格を取る
独学で資格を取る

それぞれの勉強方法について、ひとつずつ詳しくみていきましょう。

通信講座で資格を取る

自宅に送られてくるテキストやDVDなどを見つつ勉強を進めていくのが通信講座です。

分からない部分や理解が難しい部分は、メールや電話で講師に質問しますが、場合によってはチャットなどを活用しているケースもあります。

費用がかかるものの、しっかりとしたテキストでスムーズな勉強ができるため、時間を効率よく使っていけるでしょう。

疑問があっても講師にすぐ質問できるので、つまづいて学びが止まってしまう心配もありません。

家事と並行しながらスキマ時間に勉強できるのが大きなメリットといえますが、自分でスケジュールを組む必要があります。

自分のペースでしっかり学びたいから、主婦業も勉強も頑張りたい方は、通信講座が適しているといえるでしょう。

通学で資格を取る

資格取得のために学校に通う方法です。

通学期間は定められており、通いながら勉強をすすめていくため受験までのスケジューリングが明確になっています。

通学のための交通費が掛かる点や、決められた期間決められた場所に通い続けなければいけないなどがデメリットとなるでしょう。

しかし、講師がその場にいるので分からない部分はすぐに質問して解決できます。

また、同じ目標を持つ仲間もいるので、モチベーションを保ちながら勉強できるのは大きなメリットです。

さらに、通学の場合は通信講座と比べると比較的短期間になるため、効率よくスムーズな資格取得が可能になるでしょう。

時間に余裕がある方、お金がかかってもしっかりと学びたい方は、通学での資格取得が向いています。

独学で資格を取る

テキストや教材を自ら購入し、自宅で勉強する方法です。

長時間家を空けられない方や、まとまった勉強時間の確保が難しい場合は独学が適していますが、自分でしっかりとスケジュールを作成し管理する必要があります。

また、講師などの頼れる人がいないため、分からない部分や疑問点についても自分で調べて解決しなければいけません。

そのため、モチベーションの維持が難しく挫折してしまう人も多くいます。

しかし、スケジュールも勉強の予定も自由に決められる独学は、通信や通学よりもかなり支出が抑えられます。

ゆっくりマイペースに資格取得を目指したい方、なるべくお金をかけずに受験したい方は、独学で頑張ってみてはいかがでしょうか。

危険!資格商法に注意!

近年、転職する社会人が増加傾向にあり、それに比例するかのように資格取得を目指す方も多くなっています。

就職や転職に有利となる資格は、専門的な知識やスキルを証明するためにとても重要ですが、そこに付け込んだ悪質な業者も少なくありません。

資格商法の悪徳業者は、下記のような魅力的な謳い文句で勧誘してきます。

「受講するだけで国家資格が取れる」
「就職に有利な資格が手に入る」
「資格に有利な仕事を紹介する」
「取得難易度が高い種類が簡単に取得可能」

また、いきなり勧誘してきてテキスト代を請求したり、頻繁に電話してくる業者も信用してはいけません。

さらに、資格商法では、知名度が低く専門性が低い資格や架空の資格に対して過度な評価をアピールし、高額な授業料や資格取得費用を請求するケースもあります。

下記は実際の資格商法に関する相談内容です。

【資格商法の相談内容その1】
10年ほど前資格取得のために講座を受講しており、受講料の支払いは完了したが途中で受講を止めていた。
そんなことは忘れていたが1週間前から勤め先に知らない事業者から何度も電話が入る。
「講座を修了できていない。終わらせるには50万円の追加費用が必要。講座を継続する場合は受講料が必要」と言われた。
今日も電話がきたためはっきりと断ったら、「わざわざ電話しているのに断るなど営業妨害だ。訴えてやる」と言われた。
この状況では訴えられてしまうのか?

【資格商法の被害その2】
数日前に職場に突然、「行政書士資格講座を受けませんか」という電話がかかってきた。
忙しかったのでとりあえず説明書だけ送ってくれと伝えたら2日後に説明書と契約書が届いた。
事業者に問い合わせると「契約すると言った。契約は成立している」といわれてしまった。
契約するつもりはないが解約はできる?

上記の相談は、どちらも悪質な資格商法の手口です。

まず訴えられることはありませんし、契約してしまった場合でもクーリングオフで契約解除が可能となります。

もしもこういった状況になった場合、すぐに警察に相談してください。

信用できる会社かどうか自分では判断できない場合も、まずはネットの口コミを見たり、消費者センターに一度相談してみたりするのもおすすめです。

資格を取得するためにお金がかかってしまうのは当然ですが、騙されて高額請求されないよう注意してください。

SKILABOの「海外向けオンライン秘書」は、収入を上げながら資格取得に役立つオンラインスキルが高められるので、ぜひチェックしてみましょう。

「海外向けオンライン秘書」で資格を取るための経験値を積む!

SNSを中心に話題を集めている「海外向けオンライン秘書」は、在宅で働ける自由な副業として、若者や主婦層、現役の働き世代など、多くの方から注目を集めています。

そんな「海外向けオンライン秘書」は、副業として収入を得るだけではなく、資格取得のための経験値を効率よく積んでいくことも可能です。

【海外向けオンライン秘書で資格を取るための経験値を積む】
グローバルな仕事の経験値
語学力アップのための経験値
在宅ワークスキルを向上させる経験値

「海外向けオンライン秘書」を活用することでどのような経験が積めるのか、上記3つについての詳しい情報をひとつずつみていきましょう。

グローバルな仕事の経験値

「海外向けオンライン秘書」は、その名の通り海外のクライアントからの案件をこなすお仕事です。

通常の副業では、海外クライアントとのやり取りできる機会はほぼありません。

しかし、「海外向けオンライン秘書」であれば自宅のPCひとつで海外クライアントとやり取りができるので、他にはない貴重な経験といえます。

「海外向けオンライン秘書」のクライアントはアメリカだけではなく、欧米諸国やアジア圏など幅広くあるので、自然に異文化交流ができるのもメリットです。

グローバル企業や外資系企業への就職、転職を目指している方なら、なおさら「海外向けオンライン秘書」での経験は強力な武器になります。

資格取得だけではなく、こうした特別な経験値を積み重ねていくことで、「自分自身の市場価値」を高めることにも繋がっていくでしょう。

実際に海外のクライアントとやり取りすれば、「自分の言葉がどう伝わっているのか」「何が伝わりやすくて何が伝えにくいのか」が理解しやすくなります。

日本語教師
通関士
観光英語検定
総合旅行業務取扱管理者

上記のような資格や検定を受ける際、「海外向けオンライン秘書」のグローバルな経験値は大きく役立てられるでしょう。

語学力アップのための経験値

クライアントが海外の企業や個人の「海外向けオンライン秘書」では、案件によって英語でWeb会議をおこなうこともあります。

近年、一般企業でも外国人労働者を雇用する会社は多くあるため、「英語が話せる」というのは就職や転職で大きなアピールポイントとなるでしょう。

語学力を強めるためには、実際に英語で会話をすることが一番です。

在宅の仕事の場合、英語を使える機会はめったにありませんが、「海外向けオンライン秘書」は英語でのやり取りが通常なので、自然に語学力が高まります。

また、語学力に自信がない方、英語は一切話せないという方でも、翻訳ツールを使用すればクライアントとのやり取りに何の問題もありません。

ツールを活用しながら英語を勉強すれば、おのずと語学力を高めることに繋がります。

「海外向けオンライン秘書」で自宅にいながら収入を稼ぎつつ、語学力アップのための経験を着実に積み重ねていきましょう。

語学力アップのための経験値は、主に下記の資格や検定に役立てることが可能です。

実用英語技能検定
TOEIC
中国語のHSK
スペイン語のDELE
フランス語のDELF/DALF

日本語以外の語学に触れ合う機会が多ければ多いほど、効率よく語学力を高められます。

語学力アップは日常生活でも役立つ場面が多くあるので、ぜひ「海外向けオンライン秘書」を活用して、実践的な学びを体験してください。

在宅ワークスキルを向上させる経験値

新型コロナウイルスの世界的パンデミックを経て、数多くの企業で在宅ワークやテレワークの導入が進んでいます。

また、子育て世帯の場合、幼稚園や学校などで子どもが家にいない時間を活用したいという主婦も多くいるでしょう。

このように、世代や業界問わず、在宅ワークスキルは今後欠かせない重要なポイントになっています。

会社勤めの場合、分からないことがあれば先輩や上司に聞けますが、在宅ワークではすぐに解決できないこともあります。

また、ミーティングや会議をWebでおこなったり、スケジュールの自己管理をしたりということも必要になる場合も。

「海外向けオンライン秘書」の場合、在宅でのお仕事となるので、案件をこなしながら仕事の進め方やスケジュールの管理などを自然に身につけられますよ。

在宅ワークスキルを向上させることで、今後の就職や転職の幅も広がり、新しいチャレンジにもなるので、まずは一歩進んでみてはいかがでしょうか。

さらに、在宅ワークスキルは基本的なPCスキルの向上にも繋がります。

秘書検定
ITパスポート
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
日商簿記

上記資格があれば、より就職や転職に有利となるので、活躍の場をさらに広げていくことも可能です。

まとめ

今回は、40代の主婦が取るならおすすめの資格15選を紹介しました。

・40代主婦でも資格は取れる
・「国家資格」「民間資格」「公的資格」がある
・資格は「難易度の高さ」「自分自身の適正」で選ぶ
・資格取得は「通信」「通学」「独学」3つの方法がある
・資格商法に要注意
・「海外向けオンライン秘書」で豊富な経験ができる

子育てが落ち着き、新しいことにチャレンジしたい方、社会復帰を目指したい方は、ぜひ本記事で紹介した内容をチェックしてみましょう。

40代主婦でも取れる資格は豊富にあります。

どんな資格を取ればいいか悩んでしまう、何の資格が向いているか分からないという方は、SKILABOの「海外向けオンライン秘書」がおすすめです。

色々な経験値を積むことで適性が見え、自分にマッチした資格を見つけられるでしょう。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

海外向けオンライン秘書講師

一児の母、元会社員。
育休中に海外向けオンライン秘書に出会い、
現在はフリーランスの在宅ワーカー。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次