「オンライン秘書になるにはどうしたらいい?」
「オンライン秘書って未経験でも本当にできるの?」
「場所に縛られない働き方を実現したい」
子育て中のママにとって、家計の足しになる在宅ワークは魅力的な選択肢です。特にオンライン秘書は、事務経験を活かしながら自宅で働ける職種として注目を集めています。
この記事では、オンライン秘書になるための具体的な方法について詳しく解説します。
- オンライン秘書の仕事内容と収入の目安
- 未経験からオンライン秘書になる5つのステップ
- 案件を獲得できる場所8選と注意点
この記事を読むことで、オンライン秘書として働き始める具体的な道筋が分かり、家族との時間を大切にしながら収入を得る方法が見つかります。ぜひ最後まで読んで、新しい働き方の第一歩を踏み出してみてください。
オンライン秘書とは?主な仕事内容や給料体系を解説

オンライン秘書は、インターネットを通じて企業や個人事業主の事務作業や秘書業務をサポートする職種です。従来の秘書業務をリモートで提供する新しい働き方として、多くの企業や個人から注目されています。
オンライン秘書の業務例
オンライン秘書が担当する業務は多岐にわたります。以下の表で主な業務例を確認してみましょう。
業務カテゴリ | 具体的な業務内容 |
---|---|
事務・データ入力 | 顧客情報の入力、資料作成、データ整理など |
スケジュール管理 | 予定調整、会議設定、リマインドなど |
メール対応 | 問い合わせ返信、メール整理、顧客対応など |
リサーチ業務 | 市場調査、競合分析、情報収集など |
SNS運用 | 投稿作成、コメント返信、フォロワー管理など |
経理サポート | 請求書作成、経費精算、売上管理 など |
翻訳・通訳 | 英語資料の翻訳、海外顧客との連絡 など |
上記はあくまでも一例で、他にもさまざまな仕事があります。また、すべてをこなせる必要はありません。
業務内容は依頼主によって大きく異なるため、自分の得意分野を活かせる案件を選択することが大切です。
オンライン秘書の報酬の例
オンライン秘書の給料体系は、時給制と固定給制の2つに分かれています。
時給制の場合は、自分が働いた時間だけ給料が発生します。初心者だと時給1,200円ほど、経験者になると時給2,000円以上も可能です。
固定給制では、決められた業務量を期限内に完了させる形が一般的です。仕事を完了させればいいため、時間管理ができれば効率よく稼げる可能性があります。
報酬は業務内容によって変わり、月数万円~数十万円と幅広く設定されています。
オンライン秘書になるには?具体的な5ステップを解説

こちらでは、オンライン秘書として働き始めるための具体的な手順を、5つのステップで解説します。
ステップ1. 働き方とやりたい仕事内容を決める
まずは自分の生活スタイルに合わせて、働き方を明確にしましょう。働きたい時間帯や曜日など、理想とする働き方を決めてみてください。
次に、稼ぎたい金額と、やりたい仕事内容を決めていきます。特に初心者のころは業務に時間がかかることが予想されるため、少し低めに見積もっておくのがおすすめです。
やりたい仕事は、自分の経験やスキルを活かせる業務を選択しましょう。
- 事務経験がある→データ入力、資料作成
- 接客経験がある→メール対応、顧客サポート
- 英語が得意→翻訳、海外対応
- SNSを使い慣れている→SNS運用、マーケティング支援
最初に理想的な働き方を決めておくことで、ゴールから逆算して仕事を獲得できるようになります。
ステップ2. 必要なスキルを洗い出す
オンライン秘書に必要な基本スキルと、希望する業務に特化したスキルを確認します。
オンライン秘書の業務全般に必要なスキルは、以下の通りです。
- パソコンの基本操作(Word、Excel、PowerPoint)
- インターネットやメールの使い方
- ビジネスマナーと丁寧な文章作成能力
- 時間管理とスケジュール調整能力
- コミュニケーション能力
加えて、やりたい仕事に合わせて、以下の専門スキルを身に着けていきましょう。
- 資料作成:デザインソフトの操作
- 経理サポート:会計ソフトの使い方、簿記知識
- Web関連:HTMLやCSSの知識、WordPressの操作方法
- 海外対応:英語力
現在のスキルレベルを客観的に評価し、不足している部分を明確にしてください。
ステップ3. やりたい仕事に関するスキルを身につける
スキルを明確にしたら、自分に足りていないスキルを補うための学習を始めましょう。
YouTubeの動画を見たり、講座に申し込んだりと、自分に合う方法で進めてみてください。
また、オンライン秘書に特別な資格は不要ですが、スキルの証明として資格取得もおすすめです。例えば、以下のような資格があると、採用率が高まります。
- MOS(Microsoft Office Specialist)
- 秘書技能検定2級・3級
- 日商簿記検定3級
- TOEIC(英語関連業務希望の場合)
時間に余裕があるときに、少しずつ資格取得にチャレンジしてみてください。
ステップ4. クラウドソーシングサイトに登録する
スキルを身につけたら、実際に仕事を探すためのプラットフォームに登録します。主要なサイトに登録して、案件の選択肢を増やしましょう。
クラウドソーシングでは、魅力的なプロフィールを作成することで、案件獲得率が向上します。
- 経歴と保有スキルを具体的に記載
- 対応可能な業務内容を明確に提示
- 稼働可能な時間帯と週あたりの作業時間を明記
- 丁寧で親しみやすい文章で自己紹介
なお、これからオンライン秘書になるなら、海外向けの案件もおすすめです。いまは円安の影響で、ドルでお金を稼げる海外案件に注目が集まっています。
「英語力がないとダメでは?」と思うかもしれませんが、昨今のAIツールの発達により、英語力に不安がある方でも海外案件にチャレンジできる環境が整いました。
例えば海外向けクラウドソーシング「Upwork」では、日本語関連の業務需要が高く、国内案件より高単価の仕事も見つかります。興味がある方はぜひ確認してみてください。
関連記事:初心者でも失敗しない「Upwork」の始め方を徹底解説!
ステップ5. 案件を探して応募する
クラウドソーシングの準備が整ったら、実際に案件を探して応募してみましょう。最初は小さな案件からスタートし、実績を積み重ねていくことが成功への近道です。
初心者におすすめの案件は、以下のとおりです。
- 単発のデータ入力作業
- 簡単なリサーチ業務
- メール返信代行
- 資料のテキスト起こし
応募時には、「自分のスキルが案件とマッチしているか」「納期を守れそうか」など、自分のスキルや稼働時間を確認しておきましょう。
慣れてきたら、徐々に難しい案件にチャレンジすることで、収入を伸ばせます。
\海外向けオンライン秘書を目指す/
【未経験向け】オンライン秘書の案件を獲得できる場所5選

こちらでは、未経験からオンライン秘書を始める方におすすめの案件獲得場所を紹介します。
1. 海外向けクラウドソーシング
円安の影響で海外向け案件への注目が高まっています。特に日本語関連の仕事は需要が高く、国内案件よりも報酬単価が高い傾向があります。メリットは以下のとおりです。
- 国内案件より高単価(時給1,500円〜3,000円)
- 日本語ネイティブの需要が高い
- 副業として効率よく稼げる
- 競合が少なく案件を獲得しやすい
英語でのやり取りが基本ですが、Google翻訳やDeepL、ChatGPTなどのAIツールを活用すれば、英語力に自信がない方でも対応できます。
詳しくは、以下の記事をご確認ください。
関連記事:Upworkは日本人でも稼げる!おすすめ理由と具体的な仕事内容を徹底解説
2. 国内クラウドソーシング
国内のクラウドソーシングサイトは初心者向けの案件が豊富で、オンライン秘書デビューには最適です。
まずは単純作業系の案件から始めて、経験を積んだ段階で本格的な秘書業務にチャレンジすることをおすすめします。
3. オンライン秘書人材サービス
オンライン秘書に特化した人材サービスでは、担当者のサポートを受けながら仕事に取り組めるため、未経験者でも安心して始められます。例えば、「フジ子さん」のようなサービスが代表例です。
人材サービスでは、スキルチェックや面接を経て登録し、適性に応じた案件を紹介してもらえます。親身なサポートにより、案件を獲得しやすいのがおすすめできるポイントです。
4. SNS
SNS、特にX(旧Twitter)には「オンライン秘書募集」という投稿が数多く見つかります。
【オンライン秘書さん募集】
— はる💻AI活用|事務サポート&日本語教師 (@haru_jp_teacher) July 16, 2024
◆労務の業務経験がある方
(給与計算・勤怠管理など社員さんのヘルプがメイン)
◆週4日7時間以内
(複数名対応が可能なので、週2日とかでも応募可!)
◆3か月程度の短期予定
99%女性の企業さんの事務対応です!
興味がある方はぜひDMください🙌
すぐ締め切ります🙏 pic.twitter.com/H6QA0EKAN0
クラウドソーシングよりも高単価な案件が多く、また直接契約するため、プラットフォームの手数料が必要ありません。
加えて、自分のアカウントで秘書業務に関する情報を発信すれば、クライアントからオファーが来る可能性も高まります。他のオンライン秘書との横のつながりもできるので、ぜひSNSも活用してみてください。
5. スクール・コミュニティから紹介を受ける
オンライン秘書向けのスクールやコミュニティでは、案件紹介や参加者同士の仕事依頼が活発です。スクールやコミュニティに参加すると、他の参加者が手一杯になった案件を回してもらったり、チーム案件に参加したりする機会が生まれます。
また、オンライン秘書に特化したノウハウを学べるのも、スクールやコミュニティの特徴です。自分のスキルを磨きつつ、案件を得られる環境が広がっているのは、コミュニティならではの特徴だと言えます。
【経験者向け】オンライン秘書の案件を獲得できる場所3選

こちらでは、ある程度の経験を積んだオンライン秘書向けの案件獲得方法を紹介します。
1. ビジネスSNS
WantedlyやLinkedInなどのビジネス特化型SNSでは、より質の高いオンライン秘書案件が見つかる可能性があります。企業の代表や採用担当が実名でアカウントを作っているため、条件の悪い案件が少ないからです。
求人募集も行われているため、興味のある案件には積極的に応募してみてください。また、求人募集がなくても、カジュアル面談を申し込むことで、採用に繋がるかもしれません。
プロフィールに実績や対応可能業務を詳しく記載しておけば、企業側からオファーが来る可能性もあります。
2. ビジネスマッチングサービス
経営者や個人事業主と直接つながれるビジネスマッチングサービスも有効です。直接会話することで人柄を伝えられて、継続的な秘書業務の受注につながる可能性があります。起業家向けのマッチングアプリや地域の経営者コミュニティなどを活用してみてください。
実際に会って話をする際には、自分のスキルと対応範囲を明確に説明できるよう準備しておきましょう。
3. 企業や個人事業主へDM営業
積極的なアプローチ方法として、企業や個人事業主に直接コンタクトを取る方法もあります。ホームページや経営者のSNSから、直接DMで営業を行います。
DM営業のポイントは、以下のとおりです。
- ターゲット企業のニーズを事前にリサーチしておく
- 具体的なサポート内容を提案する
- 実績や対応事例を簡潔に紹介する
- 押し売りではなく課題解決の提案として送信する
募集していない企業へのアプローチはハードルが高いものの、ライバルが少ないため、成功すれば継続的な案件獲得につながります。
オンライン秘書になるうえでの3つの注意点

こちらでは、オンライン秘書として働く際に注意すべき点を3つ解説します。
1. 業務内容や条件を明確にする
オンライン秘書の仕事は多岐にわたるため、案件ごとに「何をするのか」「報酬はいくらか」を明確にすることが重要です。
- 具体的な業務内容と範囲
- 作業時間と納期
- 報酬額と支払い条件
- 連絡方法と頻度
- 修正や追加作業の取り扱い
などの条件が曖昧なまま作業を開始すると、想定外の業務を押し付けられたり、報酬トラブルが発生したりする可能性があります。
できれば簡単な契約書や業務委託書を作成し、双方が納得した条件で仕事を進めましょう。
2. セキュリティ体制を万全にする
オンライン秘書は機密情報を扱うことが多いため、セキュリティ対策は必須です。パソコンにウイルス対策ソフトを導入したり、なるべく公共の場所での作業を避けたりと、基本的なセキュリティ対策を施しましょう。
また、情報管理のルール決めも大切です。重要ファイルはバックアップを作成し、家族や友人であっても、第三者への情報漏洩を避けましょう。
情報漏洩が発生すると、クライアントに大きな損害を与えるだけでなく、自分の信用も失います。細心の注意を払って情報管理を行ってください。
3. 継続的なスキルアップを心がける
オンライン秘書として長期的に活動するには、継続的なスキルアップは欠かせません。同じ仕事を繰り返すだけでなく、新しい仕事にチャレンジするための勉強を行いましょう。
例えばオンライン講座の受講や、セミナーへの参加が、スキルアップの方法として挙げられます。
自分の市場価値を高めることで、より高単価な案件獲得や長期契約につながります。空いた時間を活用して、計画的にスキルアップに取り組みましょう。
なお、海外向けのオンライン秘書にチャレンジしてみたい方は、スキルラボが主催する無料のゼロイチスタートアップセミナーにご参加ください。専門的なスキルは不要で、パソコン1台で手軽に始められる海外向けオンライン秘書のノウハウを紹介しています。興味がある方は、ぜひ以下のボタンよりお申し込みください。
\海外向けオンライン秘書を目指す/
まとめ
オンライン秘書は、未経験からでも始めることができる仕事です。在宅で働けたり、自分の空いた時間を有効活用できたりと、メリットがたくさんあるので、ぜひチャレンジしてみてください。
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