「そんなことまで!?」海外向けオンライン秘書のニッチで面白い案件まとめ

こんにちは!海外向けオンライン秘書講師の佐藤ゆりです。

オンライン秘書と聞くと、事務作業やメール返信をイメージする方が多いかもしれません。でも、世界を相手にしていると、「えっ、そんなことまで頼まれるの!?」という驚きの案件が実はたくさんあるんです。

今回は、実際にあったちょっと変わった案件を網羅してご紹介しますね。「私にもできるかも!」というヒントが隠れているかもしれません。

目次

日本の「ニッチな体験」をコーディネート

海外から日本へ来る方にとって、日本語での電話確認や、ネットに載っていない情報は喉から手が出るほど欲しいもの。秘書の出番です!

  • 武道体験のリサーチ:合気道の道場などで、1〜2日だけ英語で体験できるところはないか?といった調査。
  • お寺の滞在・精進料理:ホテルではなく、あえてニッチなお寺での瞑想やリラクゼーション、英語メニューの有無の確認。
  • 離島や山小屋の予約:オンラインでは情報が出てこない場所へ船で行きたい、滞在したいという方のサポート。
  • 忍者体験の空き確認:佐賀県で1杯1.5万円のお茶を立てる体験など、「日本語のみの電話対応」が必要な場所の予約代行。

人生の「幸せな瞬間」をお手伝い

あなたの趣味や特技が、そのまま高単価な案件になることもあります。

例えば、日本に旅行に来る男性から「プロポーズの時にピアノを弾きながら歌ってほしい」という依頼。10〜15分くらいで200ドルといった報酬になることも。

「日本語でハッピーバースデーを歌って」というピアノ弾き語り動画などは、レビューが50件以上ついている人気サービスだったりします。歌が好き、楽器ができるといった趣味が、海外では大きな価値になるんです。

「声」や「顔」のプロフェッショナルな仕事

企業のトレーニング動画やアプリ開発など、日本人の「声」や「自然な姿」は常に求められています。

  • 企業向け動画の出演:日本語なまりの英語や、日本語でのナレーション。2〜3分の動画で500ドルといった案件も。
  • AI音声のトレーニング:1ヶ月で15,000個のファイルを読み上げる仕事。大変ですが、6,000ドルという大きな報酬に繋がることもあります。
  • 中国ドラマの吹き替え:最近流行りのドラマアプリなどで、わざとらしい吹き替え(笑)の依頼が直接フリーランスに来たりします。

AIには解けない!複雑なリサーチと交渉

どんなにAIが進化しても、現地の言葉で「当たり」をつけて、粘り強く交渉する力には勝てません。

「30年前の義理の父の死因を調べてほしい」といった警察への問い合わせや、連絡が取れなくなった友人を探すための登記確認など、根気が必要な依頼もあります。

また、「旅館の浴衣が気に入ったから同じものを旦那にプレゼントしたい」という要望に対し、一般販売していないものを布の種類から特定して送ってあげるといった、きめ細やかなサポートは日本人にしかできない仕事です。

「日本人」であること自体が最大の安心材料

「日本人は英語ができない」ということを知っているクライアントは、最初から「日本人の秘書から、外国人ウェルカムか聞いてほしい」と依頼してきます。

翻訳機を使った怪しい日本語ではなく、自然な日本語で不動産業者や旅館に確認してもらうことに、彼らは安心を感じてお金を払ってくれるのです。

さらに、「現地のアリゾナで買った日焼け止め(中国製?)が全然違うから、日本で売っている本物を買って送って」という代理購入の依頼もあります。日本の品質への信頼は、私たちが思っている以上に絶大です。

まとめ

今回は、海外向けオンライン秘書のちょっと変わった案件についてご紹介しました。

  • 電話や現地の言語リサーチなど、日本語ができるだけで解決できる悩みは多い
  • 歌や撮影、粘り強い交渉力など、あなたのこれまでの経験がすべて仕事になる
  • 「日本人であること」の安心感が、海の向こうでは高価値なサービスになる

「私には何もできない」なんて思わないでください。あなたの当たり前が、誰かにとっての「助け」になります。

一歩踏み出してみれば、きっと見たこともない面白い世界が広がっていますよ!

海外向けオンライン秘書講師:佐藤ゆり

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

海外向けオンライン秘書講師

一児の母、元会社員。
育休中に海外向けオンライン秘書に出会い、
現在はフリーランスの在宅ワーカー。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次