【保存版】国内ワーホリ完全ガイド!応募から参加までのステップを解説

海外のワーキングホリデーは、よく知られていますが、実は日本国内でも“ワーホリ的”な働き方ができます。

「国内ワーキングホリデー」は、地方の観光地や農村での仕事を通じて、スキルアップも心のリフレッシュも同時に叶えることができる働き方。

この記事では、そんな国内でできるワーホリの実態や始め方、また国内ワーホリと同じく家でできるワーホリについても詳しく解説。

まずはこの記事で、“国内ワーホリ”の魅力と始め方をチェックして、理想の働き方への一歩を踏み出してみましょう

目次

国内ワーホリとは?

2017年に始動した国内ワーキングホリデー(通称:国内ワーホリ)は、総務省が後押しする「地域で働き、暮らしを味わう」短期滞在プログラムです。

対象は大学生から社会人まで幅広く、最短2週間・最長3ヶ月の間、地方企業で就業しながらその土地ならではの生活環境を体験できます。

国内ワーホリなら、最近は英語力アップを重視するプログラムも人気です。

例えば、U-GAKU 国内ワーホリを例に挙げると、最大12週の英語レッスンで英語の基礎を身につけた後、沖縄やニセコの観光施設で約16週の実務ができます。
このように接客英語を身につけ、実地で鍛えるといった二段構成のプログラムもあるんです。

また、住み込み寮と食事がセットになっているため、生活コストを抑えつつ給与を得られるのも嬉しいポイント。

国内ワーホリと海外ワ-ホリの違い

手続き・費用・滞在期間などを比較したときに、スタートのハードルが低いのは断然「国内ワーホリ」です。
ビザ申請や高額な航空券は不要で、準備費用も数万円程度。
滞在も短期から選べて給与も支給されるので、家計への負担はほとんどないことも。

具体的にどのような違いがあるのか、海外と国内のワーキングホリデーの違いをまとめました。

比較項目国内ワーホリ海外ワーホリ
手続き国内なのでビザ不要。
オンライン応募→自治体面談のみで完結。
就労可能なワーホリビザが必須。
申請書類+大使館面接など準備に1-3か月。
移動コスト国内移動のみ。
往復交通費1.5〜3万円が目安。
航空券往復10〜20万円。
海外旅行保険数万円。
滞在期間2週間〜3ヶ月が中心。
学業・本業を長期で空けずに参加可。
最長1年。
多くの国は延長不可。
生活言語基本は日本語。
英語環境の求人は選択制で選べる。
英語/現地語がメイン。
日常手続きも外国語。
仕事内容地域観光・農業・ホテル接客など。
英語特化型プログラムもあり。
カフェ・農園・ホテルなど現地ローカル職が多い。
給与(※)時給950〜1,300円前後。
地域最低賃金が基準。
時給1,400〜2,200円程度。
住居・食費寮・光熱費・食事付き案件が多く、手元に残りやすい。自己手配が基本。
家賃・光熱費は自己負担。
初期資金約5万円(交通・保険・当座生活費)+プログラム参加費(英語特化型なら追加20万円程度)。50〜100万円(移動+家賃デポジット+ビザ費用など)。
家族同伴可否一部自治体が家族寮を用意。
親子・夫婦での参加事例あり。
国によって制限。
帯同ビザ取得は難易度高。

※給与の支給方法や待遇は受入事業者によって異なります。詳しくは応募先自治体に確認してください。

非日常の地方ライフを体験したい方や、まずは低リスクで挑戦したい方は、手続きも費用もハードルの低い「国内ワーホリ」から始めてみてはいかがでしょうか。

国内ワーホリのメリットとデメリット

海外ワーホリと比べてスタートのハードルが低いのが国内ワーホリですが、参加者の状況次第では長所が短所に変わることもあります。
ここからは、国内ワーホリの「メリット」と「デメリット」を紹介していきます。

国内ワーホリのメリット

国内ワーホリには「環境を変えても安心して挑戦できる」という大きなメリットがあります。

海外ワーホリと比較してビザや言語の壁がなく、働きながら地方の暮らしを体験できるため、まずは低リスクで挑戦したいと考えるなら最高の働き方といえます。

国内ワーホリのメリットを以下でまとめました。

  • 家族も一緒に行けるファミリープランがある
  • 滞在期間を〜3ヶ月で選べるため仕事と両立しやすい
  • 住まい・食費・光熱費が込みの自治体もある
  • コストを抑えながら新しい経験ができる
  • 言語・文化の不安がなく、すぐに適応できる

このように、国内ワーホリは新しい働き方をしたい人にとって、無理なく一歩踏み出せる理想的な選択肢になります。

副業で稼ぐよりも手元に残るお金も多く、プログラム終了時にはまとまった貯蓄をつくりやすくなることもメリットです。
現状に満足していないなら、国内ワーホリという選択肢にぜひ目を向けてみましょう。

国内ワーホリのデメリット

国内ワーホリは準備不足のまま参加すると「思っていたのと違う」ということになりかねません。
託児先や生活インフラが限られたり繁忙期の長時間シフトがあるなど、地方ならではの環境にすぐには順応できないケースもあるんです。

そんな、国内ワーホリのデメリットを以下でまとめました。

  • 託児枠が少なく、子どもの預け先を確保しにくい
  • 繁忙期は連日8〜10時間のロングシフトになりがち
  • シフトが直前に決まるため生活リズムが崩れやすい
  • コンビニや医療機関が遠く、生活インフラが乏しい
  • 時給は地域最低賃金ベースで高収入は期待しにくい

参加を決めたら、保育先・シフト形態・生活インフラなどを事前に調べ、自治体や受入先と細かく擦り合わせておくことが失敗しないコツです。

国内ワーホリの探し方と参加方法

国内ワーホリへの参加は、意外とシンプルな流れです。
ここでは、国内ワーホリの探し方や参加方法まで、詳しく説明していきます。

参加資格を確認

スムーズに国内ワーホリに参加するために、応募前は参加資格をしっかり確認しておきましょう。

一次選考では年齢や保険加入などがチェックされ、条件を満たしていないとその時点で選考が終わってしまいます
そのため、まずは自分で基準をクリアしているか確かめておくことで、書類不備による落選を防げますよ。

参加資格は、自治体などによって異なりますが、まずは以下をチェック。

条件チェックポイント
年齢18歳以上なら応募OK。
上限なし18歳未満で高卒認定などは自治体に要確認。
国籍・ビザ国籍不問、就労可能な在留資格があれば参加可留学生ビザは週28hの労働制限に注意。
健康・保険立ち仕事・農作業が多いため体力に問題ないこと。
労災・傷害保険へ加入。(多くは自治体が一括手配)
運転免許普通自動車免許を要する求人の場合は運転免許証が必要。
語学接客英語を必要とする求人の場合は、一定レベルの英語が必要。
期間募集期間にコミットした日程を開けておくこと。
途中で短縮・延長できないことが多いので注意。
遵守事項一部自治体は簡易身元調査や誓約書を求められることがある。
地域ルール(飲酒・門限など)を守る意志が必要

このように、表のチェックポイントで自分の状況を照らし合わせ、気になる部分があれば自治体に直接問い合わせてからエントリーすると安心です。

国内ワーホリの見つけ方

国内ワーホリを 「いつ・どこで・何をしたいか」 を決めたら、下記で紹介する主要4サービスを使って求人を検索するのがおすすめ。
いずれのサービスもオンライン説明会や個別相談に対応しているため、自宅にいながら条件確認や質問ができるんです。

国内ワーホリ求人サイト概要
ふるさとワーキング
ホリデー公式ポータル
総務省の公式サイトで地域・期間・職種を絞り、一括検索保存した案件の説明会日程もその場で確認できる。
おてつたび条件を登録すると、1〜4週の新着求人がLINEに即通知受け入れ先へチャットで直応募ができる。
Global Dive
国内ワーホリ
外国人観光客の多いホテル・レストラン求人を集めたリゾートバイト型サービス。寮・食事付きで「接客英語+貯金」を同時に狙えます。
U-GAKU
国内ワーホリプログラム
12週の英語レッスンと沖縄で16週の実践の二段構成のプログラム初心者でも段階的にレベルアップできる

まずは、この4サービスを活用して、希望に合うプログラムを探してみましょう。

国内ワーホリ応募ガイド

求人により応募のフローは異なりますが、応募の流れをあらかじめ頭に入れておくと、スムーズに先行を進めることができます。

国内ワーホリは求人発見から就業開始まで、おおむね2〜3ヶ月かかります。
各ステップを先読みしておけば、説明会→書類提出→面談→出発という短いタイムスケジュールにも余裕を持って対応できますよ。

  • 求人を探す
    出発の2〜3ヶ月前に公式ポータルなどで希望案件をブックマーク。
  • オンライン説明会へ参加
    月1ペースの説明会で、諸条件を確認し質問があればまとめておく。
  • 応募エントリー
    説明会後すぐに履歴書PDF・身分証コピー・保険同意書などをオンライン提出。
  • Web面談(15〜30分)
    15〜30分の面談を受けると、約1週間後に合否が通知される。
  • 採用後の準備
    労災・傷害保険など指定保険に加入し、往復交通の予約と生活費を用意する。
  • 現地オリエンテーション
    到着初日に契約手続きと安全ガイダンスを受ける。
  • 就業スタート
    週40時間勤務が基本。休日は自由行動で“暮らす旅”を満喫。

この7ステップを押さえておけば、選考がタイトでも余裕を持って応募を進めることができます。

家で国内ワーホリができる海外向けオンライン秘書

地方に滞在して仕事と暮らしを丸ごと体験するのが国内ワーホリに対し、「海外向けオンライン秘書」という働き方は自宅にいながらワールドワイドな働き方ができます。

ここでは、国内ワーホリと海外向けオンライン秘書の主な違いを整理しました。

国内ワーホリの仕事と海外向けオンライン秘書の違い

地方に滞在して、地域のリアルな仕事を味わうなら国内ワーホリがおすすめです。

ただ、自宅に居ながらちょっとした海外気分を味わえたり、少し自分の環境を変えたいなら「海外向けオンライン秘書」がおすすめ
国内ワーホリと海外向けオンライン秘書は家を空ける期間・初期コスト・英語の使い方・家族への負担がまったく異なります。

具体的な違いを以下の表をみながら説明しますね。

判断軸国内ワーホリ海外向けオンライン秘書
家を離れられる期間2週〜3ヶ月の現地滞在。不要。(自宅完結)
初期コスト交通費+準備費 10〜30万円。PCが手元にあれば特になし。
英語実践環境対面接客で “話す” 中心。メール・チャットで “書く” 中心。
家族負担家を空けることになるので一時的に大きい。家で完結するので最小限。
報酬(時給)時給900円~1,800円程度。時給2,500円~5,000円程度。

このように、「移住体験×対面接客」がしたい場合は国内ワーホリ。
「家を離れず高単価のワールドワイドな仕事」に挑戦したいなら海外向けオンライン秘書。

といったように、自分にあった働き方を選ぶことで、時間とお金をムダにしないための国内ワーホリが叶う最短ルートになります。

未経験から始める海外向けオンライン秘書

海外向けオンライン秘書は、PC操作ができれば未経験でも始めやすく、初月でも月 1〜5 万円半年ほど続ければ月10万円超も十分狙える水準です。

「実際に地方へ滞在して暮らしを味わいたい」という人は国内ワーホリデー、「家を空けずに海外の人と仕事がしてみたい」という人は海外向けオンライン秘書がおすすめです。
あなたのライフスタイルや優先順位に合わせて最適な方法を選びましょう。

以下の表で、海外オンライン秘書の案件にはどんなものがあるか、実例をまとめました。

クライアント御朱印アプリ開発日本のお菓子サブスク販売日本旅行予定の海外富裕層(個人)
仕事内容人気の神社仏閣リストアップ(30件)電話・メール問い合わせレポート作成子供・男性・女性別人気お菓子のリストアップ海外発送サポートおすすめ穴場観光プラン作成(地元民視点)
稼働時間(目安)15時間5時間2時間
報酬500ドル200ドル100ドル
時給換算33ドル(約4,700円)40ドル(約5,800円)50ドル(約7,200円)

※2025年7月現在のレートを基にしています。

これらの事例からも分かるように、海外向けオンライン秘書は、日本の知識やスキルを活かしながら高い報酬を得られる可能性があります。

海外向けオンライン秘書は、今すぐその場で叶う「国内ワーホリ」の新しい形です。

もっと詳しく「海外向けオンライン秘書」のことが知りたい方は以下の無料講座をチェック!

まとめ

今回は、ビザ不要で地方就業と暮らしを味わえる国内ワーホリと、自宅から海外案件を回すオンライン秘書の2つの働き方をご紹介しました。

  • 国内ワーホリは家族帯同や英語研修付きのプランもある
  • 親子で地方体験と語学向上が狙える
  • 最短2週間~最長3ヶ月、本業や学業を空け過ぎずに参加可能
  • 接客英語を現場で実践し、帰宅後は成果をそのまま履歴書に反映できる

まず公式ポータルサイトをブックマークしてオンライン説明会に参加してみるとイメージがつきやすくなりますよ。
家を空けることが難しい方は、ぜひ「海外向けのオンライン秘書」も検討してみましょう。

スキルラボでは、海外向けオンライン秘書の無料講座を展開しています。
未経験者向けの無料スタートアップセミナーも開催されていますので、気軽に参加してみてください。

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この記事を書いた人

海外向けオンライン秘書講師

一児の母、元会社員。
育休中に海外向けオンライン秘書に出会い、
現在はフリーランスの在宅ワーカー。

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