「Upwork」で仕事をしてみたいと考えているものの、始め方が分からないと悩んでいませんか?
「Upwork」は数多くのクライアントから業務依頼が掲載されている海外最大手のクラウドソーシングサービスです。
この記事では、「Upwork」の基本情報や登録方法、初心者でも失敗しない始め方について詳しく解説していきます。
「Upwork」を利用して数多くの案件を経験することで、幅広い実績を積み上げることが可能です。
さらに、新しいスキルの獲得はもちろん、レベルアップにもつながるので最後までご覧ください。
「Upwork」とは?
特徴 | 詳細 |
---|---|
運営会社 | Upwork Inc. |
設立 | 2013年12月 |
登録・利用料金 | 無料 |
手数料 | 5% |
業務カテゴリー | 開発やITAIサービスデザイン&クリエイティブライティングや翻訳管理・顧客サポート など |
「Upwork」は、サンフランシスコに本社を置くフリーランスプラットフォームで、市場シェア60%以上、85万5,000のクライアント数を誇っています。
参考:notta「【2025年版】Upworkに関する統計データ40選以上:ユーザー数・収益・成長トレンドまとめ」
「Upwork」を利用しているクライアントの中には、Microsoftやperfectserveなど、世界的有名企業も少なくありません。
24時間365日稼働しているチャットボットを利用すれば、瞬時に疑問や不安を解消できます。
それでも問題が解決しない場合、オペレーターへ直接問い合わせることも可能なため、安全性も高く信頼できるプラットフォームといえるでしょう。
「upwork」では豊富な案件があり、ライティングや翻訳、プログラミングやWeb開発などのIT関連、マーケティングなど様々あります。
また、アメリカ発の「Upwork」ですが、もちろん日本人でも利用可能です。
実際、日本語や日本人向けに特化した案件の特集が見られるなど、初心者でも仕事が見つけやすいのも、「Upwork」の特徴といえます。
「Upwork」を利用すべき3つのポイント

ここからは、「Upwork」を利用すべき大切な3つのポイントを紹介します。
【Upworkを利用すべき3つのポイント】
・円安効果で稼ぎやすい
・英語力が身につく
・日本人向けの案件が豊富
まずは「Upwork」についての理解を深めるためにも、ここでお伝えするそれぞれの内容をしっかりとチェックしておきましょう。
円安効果で稼ぎやすい
「Upwork」を利用することで、円安効果により稼ぎやすいといった特徴があります。
2025年5月現在、1ドルを日本円に換算すると約145円です。
この円安は2022年頃から始まり、変動はあるもののその勢いは止まらず、1990年以来32年ぶりに150円を突破した時期もありました。
「upwork」は報酬の支払いがドルでおこなわれるため、円安だからこそ効率よく稼ぐことが可能です。
外貨資産を保有していれば、為替レートの変動によってさらに多くの利益が獲得できます。
こうした円安は今後も続く可能性が高いとされており、今だからこそ「Upwork」を利用することで稼ぎやすい状況といえるでしょう。
英語力が身につく
「Upwork」はアメリカの企業が提供しているサービスなので、クライアントのほとんどは外国人です。
そのため、自然に英語力が身につき業務遂行がスムーズになります。
英語力を上達させるには、実際に英語圏の人とのコミュニケーションが一番の近道です。
「Upwork」を利用すれば、クライアントとのやり取りや提案書の作成など、必然的に英語に触れる機会が多くなるため、自然に英語力が身につきます。
英語力が向上すれば、業務遂行の効率化が可能です。
その結果、実績を積み上げつつクライアントからの信頼も高まるので、さらなる高単価案件も獲得しやすくなります。
日本人向けの案件が豊富
「Upwork」では、日本人向けの案件が豊富にあります。
実際「Upwork」には、下記画像のように2025年5月現在で240件もの「Japanese jobs」が掲載されています。

仕事内容は「カスタマー&マーケティングサポート」や「日本語ライター」「翻訳」など様々で、中には「オークションサイトの代理入札者」といったものもあります。
仕事を探す際には「日本語」「日本の求人」といったキーワードの検索も可能なため、よりスピーディに希望の案件を見つけ出せるでしょう。
アメリカ企業のクラウドソーシングサービスですが、日本人に特化した案件が豊富にある「Upwork」は、まさに日本人が利用すべきプラットフォームといえます。
「Upwork」の始め方
初心者でもスムーズに利用するために、「Upwork」の正しい始め方を紹介します。
基本的な流れは下記の通りです。
それぞれひとつずつ詳しく解説していきます。
※基本的に「Upwork」は英語表記されていますが、英語力に自信がない場合は翻訳機能を使ってページを表示して進めましょう。
アカウントの登録
まずは「Upwoek」を利用するためにアカウントを登録します。「Upwork」の公式サイトにアクセスし、画面右上部にある「sign in」をクリックします。
次に、「フリーランスで仕事を探している」か「クライアントとして求職者を探している」のどちらかを選択します。
仕事を探している場合は右側を選び、画面下部にある「create account」をクリックしてアカウントを作成してください。
AppleやGoogleのアカウントで「Upwork」を利用する場合、画面上部にあるそれぞれをクリックすれば、氏名などの情報入力は不要です。
下記画面は、Googleアカウントで利用するケースになります。

Googleアカウントを使用した場合、この画面での「First name」「Last name」が文字化けしていることがあるため、必ず入力し直して正しい情報にしてください。
全て完了したら、画面下部にある「Create my account」をクリックしたらアカウント作成は完了です。
その後、メールアドレスの設定や写真アップロードなどがありますので、画面の案内に従って進めていきましょう。
全てが完了したら、下記のような画面が表示されます。
「upwork」では「Connects」というポイントがあり、応募する際に必ず必要になります。
Connectsは無料での取得も可能ですが、付与されるのは翌月です。
メルマガで無料Connectsが配布されることもあるので、しっかりとチェックしておきましょう。
その他のConnects獲得方法は以下の通りです。
・月額制の「Freelancer Plus」へ登録
・プロフィールに表示される「バッジ」の獲得
・過去に仕事を請け負った既存クライアントとの面接
「すぐに仕事に応募したい」「無料の配布タイミングまで待てない」という場合はConnectsを購入してください。
仕事の検索
アカウント作成が完了したら、次に仕事を探してみましょう。
「Connects」がなくても仕事の検索は可能です。
「Connects」獲得後すぐに応募できるよう、いくつか目ぼしい案件をチェックしておくとスムーズです。

トップ画面に表示される検索窓に、「Japanese」「SEO」「writing」といった自分が保有するスキルに関するキーワードを入れて検索します。
特定の仕事を見つけたいけれど英語のキーワードが分からない場合、一度翻訳してから検索窓に入力しましょう。
応募
気になる案件を見つけたら、応募します。応募は画面右側上部にある「Submit a Proposal」をクリックしておこなってください。
しかし、「Connects」がない場合、応募のためにクリックする箇所が「Buy Connects to apply」と表示されているので注意が必要です。
応募の際はプロフィールを選択します。
プロフィールは最大3つまで作成できるので、スキルに合わせて「翻訳用」や「プログラミング用」などを用意しておきましょう。
報酬額・cover letterの入力
次におこなうのは時給とcover letterの入力です。
案件ごとに時給か固定給かが設定されており、時給の場合は「/hr」と表示されていますので、それぞれに合った金額を入力してください。
cover letterは、いわゆる案件に応募した動機です。なぜこの仕事を選んだのか、どのように仕事を進めていくのかなどを記入します。
cover letterの下にあるAttachmentには、ポートフォリオやレジュメなどを添付してください。過去に似た案件の経験があれば、それらを記載するのもおすすめです。
Boostの設定
Bootsは、「Connects」を通常必要な枚数以上使用してクライアントに気付いてもらいやすくするための機能になります。
たとえば、通常応募の際に必要な「Connects」が4枚の場合、6枚使用して応募することが可能です。
しかし、クライアントの中にはBootsをあまり重要視していないケースも多くあるため、「Upwork」に慣れるまでは通常枚数での応募で問題ありません。
あくまでもBootsは任意でおこなう機能です。
必ずしも受注に影響があるとは限らないので、自分自身の判断で利用するか判断しましょう。
仕事の探し方と応募のコツ
「Upwork」を利用する際には、仕事の探し方と応募のコツを知っておくことでよりスムーズに案件を受注できます。
【仕事の探し方と応募のコツ】
・適切な仕事を見つけるには?
・効果的な提案書の書き方は?
・競合との差別化戦略が重要!
それぞれの具体的な内容について、下記で詳しくみていきましょう。
適切な仕事を見つけるには?
「Upwork」で適切な仕事を見つけるのに大切なのは、キーワード検索の活用とフィルター機能を使いこなすことです。
キーワード検索をすることで自分が求めている案件を見つけやすくなるので、豊富な案件の中から自分のスキルや能力に適した仕事をスムーズに見極められます。
フィルター機能は、経験レベルや職種、プロジェクト期間など、より検索範囲を絞って案件を表示してくれる機能です。

それぞれの項目は下記の通りです。
・category:カテゴリー
・Experience level:経験レベル
・job type:報酬タイプ
・Number of proposals:提案数
・Client info:クライアント情報
・Client history:クライアント採用履歴
・Client location:クライアントの所在地
・Client time zones:クライアントのタイムゾーン
・Project length:プロジェクト期間
・Hours per week:週あたりの時間
・Job duration:仕事の期間
こうした機能を駆使することで、自分のスキルやレベルに適した仕事を見つけやすくなり、より効率よく「Upwork」を使いこなすことができるでしょう。
効果的な提案書の書き方は?
「Upwork」で効率よく仕事を受注するためには、提案書がキーポイントとなります。提案書はクライアントに自分をアピールするものです。
提案書を作成するときは、下記のポイントに注意して作成していきましょう。
・実績やスキルを具体的に示す
・クライアントの求めるニーズを正確に把握する
・クライアントの課題解決に貢献できることをアピール
・納期や予算を明確化して提出する
・提出前に文法や誤字脱字をよくチェックする
スキルが高く実績を積んでいても、提案書に魅力がなければ案件獲得は遠のいてしまいます。
まずは自分自身のスキルや実績を明確にし、分かりやすく示しましょう。また、案件に対する熱意ややる気をアピールしてください。
提案書は、いわばクライアントに対するラブレターのようなものです。効果的な提案書を提出することで、希望の案件を受注できる可能性が高くなります。
競合との差別化戦略が重要!
提案書を提出する場合、特に重要となるのが競合との差別化です。他のフリーランサーではなく自分を選んでもらうためにも、しっかりとアピールしてください。
スキルや実績も重要ですが、実は「コミュニケーション能力」「仕事に対する熱意」なども無視できません。
「クライアントとのコミュニケーションを大切にしており、相手の立場で物事を考えることが得意です」
「納期厳守はもちろんのこと、期待以上の成果を出すことを目指して取り組みます」
このように、自分自身の個性や強みをしっかりとアピールし、他との差別化を図りましょう。
要注意!「Upwork」利用でよくあるトラブル事例
「Upwork」は海外最大手のクラウドソーシングサービスですが、トラブルが発生してしまうこともあります。
【Upworkでよくあるトラブル事例3選】
・アカウントの停止
・契約上のトラブル
・支払いに関するトラブル
初心者の場合、予期せぬトラブルに巻き込まれてしまう事も少なくありません。どんなトラブルがあるのか、具体的な例をしっかりと把握しておきましょう。
アカウントの停止
「Upwork」で特に注意すべきトラブルのひとつが、アカウントの停止です。アカウント停止になると、「Upwork」の利用が一切できません。
これまで積み上げた実績やクライアントから得た評価が全て水の泡になってしまいます。「Upwork」のアカウント停止になってしまう主な理由は下記の通りです。
・同一人物における複数アカウントの作成
・スパム行為
・禁止サービスの提供
・報酬の外部決済
・クライアントへの直接連絡
・本人確認書類の不備
・Upworkからの連絡に対する不応答
必ず規約を確認し、ルール違反にならないよう利用することが大切です。
実際にアカウント停止となった事例を紹介します。
【アカウント停止の事例】
クライアントから仕事を受注したものの、納期に遅れることが度々あった。クライアントからの評価も低くupworkからの警告も受けていたが改善せず、アカウントが停止されてしまった。
アカウントが停止になると、最悪の場合は永久的にサービスの利用ができなくなってしまうので、注意しておきましょう。
契約上のトラブル
「Upwork」はクライアントとフリーランサーの契約により仕事の受発注が決まりますが、その中には契約内容の相違や仕事範囲変更によるトラブルが少なくありません。
契約上トラブルとして特に多いのは下記の内容です。
・仕事範囲や納期、報酬が明確化されていない
・書面契約がなく口頭のみ
・契約後に範囲超過の作業が要求された
・コミュニケーション不足により相違や誤解が生じる
・言語や文化の違いによるすれ違い
具体的な契約上のトラブル事例を紹介します。
【契約上のトラブル事例】
初期の打ち合わせではデザイン3案の提出で合意したはずが、作業を進めていく中で「追加で5案出してほしい」と要求される。当初の契約とは異なる業務量を強いられてしまった。
気になる点や疑問があれば契約前にクライアントに確認し、不安要素をなくしてから合意するようにしてください。
支払いに関するトラブル
「Upwork」では、まずクライアントが「Upwork」に報酬を支払い、納品後にフリーランサーへ支払われる仕組みですが、この支払いに関するトラブルも少なくありません。
支払いトラブルは下記のようなことが原因で起こります。
・仕事完了後でもクライアントが報酬を支払わない
・契約後に報酬額の値下げを要求される
・為替レートの変動により受取額が異なる
具体的には、下記のような支払いトラブルがあります。
【支払いトラブルの事例】
仕事を完了し納品したにもかかわらず「質が低い」という理由で報酬支払位を拒否されてしまう。「Upwork」に異議申し立てしたものの証拠が十分ではないと判断され泣き寝入りすることになってしまった。
多くのクライアントは優良企業ですが、中には悪質なケースもあります。
支払いトラブルを避けるためにも、支払いシステムを正しく利用し、支払期日などを明確に定めるようにしましょう。
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まとめ
本記事では、「Upwork」についての情報を詳しくご紹介しました。
・「Upwork」はアメリカ発のフリーランスプラットフォーム
・円安効果で稼ぎやすく日本人向けの案件が豊富にある
・まずはアカウントを登録して仕事検索
・応募の際は提案書を魅力的に作成して差別化を図る
・アカウント停止や契約トラブル、報酬未払いなどに注意
・不安な方はSKILABOの【海外向けオンライン秘書コミュニティ】がおすすめ
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