海外向けオンライン秘書の時給は?国内との違いや高報酬の理由を解説

2022年頃から続く円安や物価上昇の影響で、日本円以外の収入を得られる副業が注目されています。
中でも海外向けオンライン秘書は、専門スキルがなくても高時給が期待できることから人気が高まっています。

報酬は現地通貨で支払われるため、アメリカの企業であれば日本円換算で時給2,500円以上の案件も珍しくありません。

この記事では、海外向けオンライン秘書の時給相場と、国内オンライン秘書との違いについてわかりやすく解説していきます。
これから高時給を目指してオンライン秘書をはじめたい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

海外向けオンライン秘書の時給相場

海外向けオンライン秘書の時給は、20ドル(約3,000円)以上の案件も多く、国内の平均時給(900〜1,800円)を大きく上回ります。

これは、アメリカでは平均時給が35.46ドル(約5,400円)と高いため、日本人に対して20ドルを支払うことは、コストパフォーマンスの良い選択肢として受け入れられやすいのです。
さらに、報酬はドル建てなので、為替の影響で円安が進むほど実質的な収入が増えるメリットもあります。(参考:アメリカ合衆国労働省労働統計局

一方、ワーキングホリデーという手段もありますが、オーストラリアを例に挙げると最低時給は24.10ドル(約2,344円)と高水準です。
しかし、家賃や生活費も高いため手元に残る金額が少ないのが現実です。

その点、海外向けオンライン秘書は日本にいながら外貨収入が得られるため、物価や文化の違いに振り回されず収入をしっかり確保しやすい働き方といえるでしょう。

※2025年5月現在のレートを基にしています

海外向けオンライン秘書の業務内容と報酬を解説

ここからは、海外向けのオンライン秘書の仕事はどんなものがあり、どのくらいの時給なのかを解説していきます。

アメリカの仕事内容と時給の目安

下の表は、信頼性の高い給与情報サイトや統計データに基づいて出した、アメリカにおける各職種の平均時給を比較した一覧です。

あくまでも目安にはなりますが、海外クライアントが日本人オンライン秘書を採用する際の価格感や、報酬水準の違いを見る際の参考にしてみてください。

職種アメリカ平均時給(日本円)具体的な仕事
事務サポート$21.04
(約2,100円)
各種リサーチ、日程調整、問い合わせ代行など、幅広いアシスタント業務。
秘書業務$16.28
(約2,100円)
​スケジュール管理、出張・会議手配、ドキュメント整理などの管理業務。
採用・人事$21.03
(約2,000円)
​求人掲載、応募者対応、面接調整など、採用活動の支援全般。​
営業サポート$19.70
(約2,500円)
​提案書の作成、営業資料の整理、顧客リストの整備・更新。
ECサイト運用$28.41
(約円3,800)
商品情報の登録、在庫データ管理、売上レポート作成。
SNS運用$31.18
(約3,800円)
​投稿企画、画像・動画の作成、コメント・DMの返信。
制作業務(デザイン等)$26.90
(約2,500円)
Webサイト用バナー、プレゼン資料、LPなどのデザイン作成。
翻訳$25.00
(約2,500円)
​メール・資料・Webページの翻訳や、ビデオ会議での簡易通訳。

※2025年5月現在のレートを基にしています
※2025年3月時点の情報 参考:アメリカ合衆国労働省労働統計局

海外向けのオンライン秘書の場合、事務サポートや秘書業務、翻訳などが主な対応になることが多くなります。

海外向けオンライン秘書の仕事内容を紹介

海外向けオンライン秘書の仕事には、日本人ならではの視点や対応が求められる業務が多くあります。
特別なスキルがなくても始めやすいのが特徴で、未経験者にもチャレンジしやすい仕事です。

たとえば、外国人の日本での生活をサポートする業務(賃貸物件の紹介、病院探し、書類手続きの代行など)は、日常的な困りごとを丁寧に対応する内容が中心で、代表的な業務のひとつです。

ここでは、海外からの仕事依頼の具体例をあげてみましたので参考にしてみてください。

御朱印アプリを開発している海外クライアントからのご依頼
  • 御朱印集めで人気な神社・お寺を30件リストアップ
  • 電話やメールで神社やお寺にお問い合わせ
  • レポートにまとめてクライアントへ納品
稼働時間15時間ほど
報酬500ドル
時給換算33ドル(約5,000円)
海外で日本のお菓子をサブスク販売している企業からのご依頼
  • 「子供」「成人男性」「成人女性」の3グループで日本で人気のお菓子の名前と金額をリストアップ
  • 海外への発送のお手伝い
  • 通販で箱買い→自宅で受け取り海外発送
稼働時間5時間
報酬200ドル
時給換算40ドル(約6,000円)
日本旅行を予定している海外の富裕層(個人)からのご依頼
  • 日本人の私たちが心からオススメしたい現地民(日本人)の旅行プラン作成
稼働時間2時間
報酬100ドル
時給換算50ドル(約7,500円)

※2025年5月現在のレートを基にしています

オンライン秘書業務に必要な英語力

海外向けと聞くと「英語が話せないとできないのかな?」と不安に思うかもしれません。
ですが、業務の多くは日本語での対応が中心で、翻訳ツールやチャットAIの活用で、英語が苦手な方でもスムーズにやり取りがでることがほとんどです。

やる気さえあれば英語に触れる機会が増えるので、自然と「英語力が伸びてきた!」という方も少なくありません。

英語を身につける一番の近道は「使う機会を増やすこと」なので、海外クライアントとの仕事では、まさに日常的に英語に触れる環境が整っています。

ビズリーチの調査(2013年)では「英語が話せる人のほうが年収が高い」という結果も出ているように収入アップ×スキルアップが同時に叶うチャンスもあります。(参考:ITmedia「やっぱり英語ができる人は、年収が高い?」

海外向けオンライン秘書の仕事が、あなたの人生の大きな転機になるかもしれません。

まとめ

今回は、「海外向けオンライン秘書の時給」について紹介しました。

ここまでの内容をまとめます。

  • 海外向けオンライン秘書の時給は20ドル(約3,000円)以上 が一般的
  • アメリカ企業では支払い水準が高く、円安により実質収入も増える傾向
  • 多くの業務は日本語中心で、英語力に不安がある人でも始めやすい
  • 英語に触れる環境が自然にスキルアップに直結

海外向けオンライン秘書は、国内と比較して高い時給が期待でき、在宅で柔軟に働ける点が魅力です。
海外向けのオンライン秘書を始めようとした場合どのようにしたらいいかわからないという方も少なくないと思います。

スキルラボでは、海外向けに特化したオンライン秘書の無料講座を展開しています。
未経験者向けの無料スタートアップセミナーも開催されていますので、気軽に参加してみてください。

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この記事を書いた人

オンライン秘書の ”うめこ” こと、有澤環です。

もともとはファッション雑貨の生産管理をしていて、工場があるアジアの僻地を飛び回っていました。

出張が多い仕事だったので、独身時代から「子供ができたら。この仕事続けられないな、、、」と悩んでいて、実際出産を機に退職しました。

それからは、フリーランスとして独立。Ebayという輸出事業をはじめ、Webライターを経て、オンライン秘書として活動を開始しました。

オンライン秘書のクライアントが増えていく中、海外でも需要があるのではないかと思い、海外向けにオンライン秘書を始めたら、大ヒット。

問い合わせが止まらない程の人気サービスになりました。

この経験を機に海外オンライン秘書コミュニティをはじめ、現在メンバーは500人を超えています。

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