「Upworkで稼ぎたいけど、詐欺にあったらどうしよう」
「気になるけれど危険な話を聞いたことがある」
「Upworkは安全?本当に大丈夫?」
こうした不安や疑問を抱えている方も多くいるのではないでしょうか。
Upworkは様々な世界で活用されているクラウドソーシングサービスですが、検索すると「危険」「詐欺」というワードが目に入ってしまうことも珍しくありません。
Upwork自体は世界中のフリーランサーが利用する信頼性の高いプラットフォームですが、正しい知識を身につけなければ、予期せぬトラブルに巻き込まれてしまうこともあるでしょう。
本記事では、Upworkは本当に危険なのか、どのようなトラブルがあるのか、日ごろから注意すべき大切なポイントなどについて詳しく紹介します。
Upworkに潜む詐欺の手口や見分け方、被害にあった時の対処法を正しく把握し、安全に効率よくUpworkを活用できるようにしていきましょう。
Upworkは本当に危険なのか?安全性の実態と「危険」の正体

結論から言うと、Upwork自体は非常に安全性の高いサービスで、正しい知識を持って活用すれば非常に活用しやすいプラットフォームといえます。
しかし、実際Upworkに関する良くない話があるのも事実です。
【Upworkは本当に危険なのか?安全性の実態と「危険」の正体】
・上場企業が運営する世界最大級の信頼性の高いサービス
・「危険」の正体は一部の悪質なクライアント
まずはUpworkについての基本を知り、どのようなことが危険といわれているのかをしっかり把握しておきましょう。
上場企業が運営する世界最大級の信頼性の高いサービス
Upworkはサンフランシスコに本社があり、世界180ヵ国以上で利用されているフリーランス向けのプラットフォームです。
登録フリーランサーはおよそ1,800万人を超えており、掲載求人数も非常に多く、幅広いお仕事を見つけられるでしょう。
個人のクライアントはもちろんのこと、スタートアップから大企業、中小企業など幅広く利用しており、その中には「Microsoft」や「Airbnb」といった巨大企業も活用しています。
そんなUpworkは、安全性を守る仕組みとして様々な整備がされているのも特徴です。
・エスクロー決済:クライアントが先に報酬をUpworkに預け、仕事完了後にフリーランサーへ支払われる仕組み
・本人確認システム:クライアント・フリーランサー双方の身元確認を実施
・支払い保護制度:固定報酬の場合はマイルストーンごとにエスクローへ入金し、時給案件はUpworkのルールに沿って作業時間を記録し支払いを保証
こうした厳格なルールのもとで運営しているため、プラットフォーム自体の信頼性は非常に高いといえるでしょう。
Upworkに関してさらに詳しく知りたい場合、ぜひこちらの記事をチェックしてみてください。

「危険」の正体は一部の悪質なクライアント
Upworkは安全性が高いプラットフォームでありながら、なぜ「危険」といわれているのか、その理由となっているのが一部の悪質なクライアントです。
Upworkは世界中から膨大な数のクライアントが登録しており、ほとんどの場合は決められたルールに則って利用しています。
その一方、ルール違反や詐欺目的の悪質なユーザーがいるのも珍しくありません。
そのため、こうした一部分だけのクライアントの話が広がってしまい、「Upworkは危険」という印象がついてしまいました。
しかし、こうした話はUpworkに限ったことではありません。
日本国内のクラウドソーシングサービスでも、個人情報の収集や詐欺を目的とした悪質なクライアントが存在しており、利用の際は安全性の確認が必須となります。
プラットフォームに関する情報を把握できていなければ予期せぬトラブルに巻き込まれてしまうこともあるため、注意して活用しましょう。
悪いのはプラットフォームではなく、一部の悪質なユーザーが原因です。
正しい知識と対策を持てば、トラブルに巻き込まれてしまうリスクを大きく下げることが可能となっています。
Upworkに潜む詐欺・トラブルの典型的な7つの危険サイン

Upworkを使う上で最も重要なのが、怪しい案件を見極めることです。
【Upworkに潜む詐欺・トラブルの典型的な7つの危険サイン】
・危険サイン①|プラットフォーム外の決済への誘導
・危険サイン②|スキルに見合わない異常に高額な報酬設定
・危険サイン③|パスポートやカード番号など過度な個人情報の要求
・危険サイン④|実行ファイル(.exe)や圧縮ファイル(.rar)の送付
・危険サイン⑤|「無料テスト」という名目のタダ働き要求
・危険サイン⑥|「誤送金したので返金してほしい」という依頼
・危険サイン⑦|不自然な日本語・違和感のある指示内容
詐欺を目的としているクライアントは、様々な方法を駆使して騙そうとしてきます。
被害リスクを下げるためにも、ここでお伝えする7つの危険サインを正しく把握しておきましょう。
危険サイン①|プラットフォーム外の決済への誘導
クライアントによっては、「手数料が安くなるから」「手間なくスムーズな支払いをできるようにするため」などと言い、Upwork外での決済に誘導するケースがあります。
しかし、Upworkの外で報酬に関するやり取りをした場合、当然救済措置やサポートは一切受けられず、もしも支払いがなかった場合には泣き寝入りになってしまうでしょう。
そもそもUpwork外で直接報酬のやり取りをすること自体、下記画像にあるように規約違反に該当します。

応じた場合、アカウントを永久停止されてしまうリスクもあるため、「Upworkを介さずに直接報酬をやり取りしましょう」と言われたら、必ず断るようにしてください。
危険サイン②|スキルに見合わない異常に高額な報酬設定
「翻訳の簡単な作業で500ドルの報酬」
「1時間の作業で200ドル支払います」
こうしたスキルや作業内容に対して、明らかに高額すぎる報酬を提示してくる場合は要注意です。
特に初心者やクラウドソーシングの利用に慣れていない場合、スキルや経験がなくてもできる簡単な案件は非常に魅力的に感じてしまうでしょう。
しかし実際、甘い条件で応募者を引きつけてから「手数料が必要」「ソフトの購入が必須」などと要求してくる手口が少なくありません。
高額な報酬のお仕事のすべてが詐欺に該当するわけではありませんが、危険なリスクもあるということは頭に入れておきましょう。
危険サイン③|パスポートやカード番号など過度な個人情報の要求
採用の前に本人確認が必要などと偽り、パスポートの写真・クレジットカード番号・マイナンバーなどの個人情報を要求してくる場合、詐欺である可能性が非常に高いため注意が必要です。
Upworkの公式な本人確認は、Upwork内の専用システムを通じてのみおこなわれ、その方法も様々あります。

本人確認はUpworkを通してする方法が最も安全で、基本的にクライアントが直接個人情報を求めることはありません。
もしもクライアントが個人情報を聞き出そうとしてきた場合は絶対に応じず、Upworkのサポートセンターなどに相談するようにしてください。
危険サイン④|実行ファイル(.exe)や圧縮ファイル(.rar)の送付
「仕事の詳細を確認してほしい」
「ツールをインストールしてほしい」
こうしたことから、「.exe」や「.rar形式」のファイルを送ってくるケースは、マルウェアや情報を盗み取るウイルスが仕込まれている可能性があります。
送られたファイルを開いた瞬間、パソコン内の情報が抜き取られてしまったり、乗っ取られてしまったりといったリスクがあるため注意してください。
クライアントからのファイルは、形式を問わず「安易に開かないこと」を鉄則にしておきましょう。
危険サイン⑤|「無料テスト」という名目のタダ働き要求
実力チェックのため、採用前にテストを実施するという案件は多くあります。
しかし、悪質な場合はテストという名目で無償作業させるケースがあるため、注意が必要です。
例えば、応募してきたフリーランサーに対し、それぞれに少しずつテストとして作業させることで、実質的に仕事を無料で完成させてしまいます。
過去には任意のスキルテストが存在していましたが、現在はプロフィールを魅力的に見せるためのアピール要素としては重要視されていないのが現状です。
また、Upworkはクライアントに対し、無償で仕事をさせることを禁止しているため、そもそも無料テストを受ける必要がありません。
もしもクライアントから無料でのテストを求められた場合は、必ず有償テスト契約を提案し、本当に信頼できる相手かどうかをよく見極めましょう。
危険サイン⑥|「誤送金したので返金してほしい」という依頼
「間違えて多めに振り込んでしまったので差額を外部口座へ返金してほしい」という依頼は、絶対に応じてはいけません。
これは、盗まれたクレジットカード情報などを使って応募者に送金し、差額を返金させることでお金を騙し取る詐欺の手法です。
仮に応じてしまった場合、最悪マネーロンダリングの共犯とみなされるリスクもあり危険なので、どんな理由があっても外部口座への返金には絶対に応じないでください。
危険サイン⑦|不自然な日本語・違和感のある指示内容
英語力がある方の場合、まず一番最初に応募しやすい案件として代表的なのが「翻訳」です。
しかし、実際の仕事内容をみてみると、依頼文自体が機械翻訳のようにぎこちない日本語だったり、古い資料を今さら翻訳させようとしていたりなど不自然なものがあります。
こうした案件は、詐欺や個人情報収集が目的である可能性が高いため、「なんとなくおかしい」「違和感がある」という直感は無視せず、少しでも怪しいと思ったら応募や返信を控えましょう。
応募前に必ずチェック!3つの客観データ

詐欺を防ぐには、案件に応募する前にクライアントのプロフィールをしっかりチェックすることが大切です。
【応募前に必ずチェック!3つの客観データ】
・チェック①|Payment Verified(支払い確認済み)の有無
・チェック②|クライアントの累計支払額と過去のレビュー
・チェック③|Identity Verified(身元確認済み)バッジの有無
Upworkにはクライアントの信頼性を判断するための客観的なデータが公開されているため、以下の3点は必ず確認するようにしてください。
チェック①|Payment Verified(支払い確認済み)の有無
クライアントのプロフィールページに「Payment Verified(支払い方法確認済み)」のマークがあるかを確認しましょう。
これは、クライアントがUpworkにクレジットカードなどの有効な支払い方法が登録済みであることを示します。
このマークがないからといってクライアントが悪質な業者であるということではありませんが、ひとつの目安として見るべきポイントといえるでしょう。
特にUpwork初心者の場合、Payment Verifiedのある案件を優先すると安心です。
チェック②|クライアントの累計支払額と過去のレビュー
クライアントのプロフィールには「累計支払額」が表示されており、これまでにどれだけの報酬を支払ってきたかがひと目でわかるようになっています。
支払額が大きければ大きいほどUpworkでの取引に慣れており、契約や報酬の支払いがスムーズなクライアントといえるでしょう。
また、過去に仕事した応募者のレビューも必ずチェックし、低評価やトラブルの記録がないか、コメントに不自然な点がないかを確認することで、安心して取引できるクライアントかどうか判断できます。
チェック③|Identity Verified(身元確認済み)バッジの有無
Upworkにある「Identity Verified(身元確認済み)バッジ」は、クライアントがUpworkの本人確認を完了していることを示す大切なマークです。
このバッジがあることで、実在する人物が運営しているアカウントであることの目安になるので、ぜひチェックしてみてください。
ただし、Identity Verifiedが付いていない優良クライアントも数多く存在しています。
そのため、先ほど紹介した「Payment Verified」や支払い実績、レビューなどを優先して確認し、そのうえでIdentity Verifiedも併せてチェックするようにしましょう。
怪しいと感じたら即実行!詐欺から身を守るための自衛術5選

詐欺サインを知っているだけでは不十分です。実際に怪しい案件に出合った時に、迷わず行動できる自衛術を身につけておくことが大切です。
【怪しいと感じたら即実行!詐欺から身を守るための自衛術5選】
・違和感を感じたら応募・返信しない
・契約と支払いは必ずUpwork内で完結させる
・プロフィールとポートフォリオを充実させる
・日本人の強みを活かせる案件から始める
・怪しいクライアントはすぐにブロック・通報する
安心してUpworkを活用するためにも、ここで紹介する5つのポイントをしっかりと把握しておきましょう。
違和感を感じたら応募・返信しない
募集に記載されている案件内容ややり取りについての違和感は、非常に大切なサインです。
「せっかく連絡が来たのに断るのは申し訳ない」
「もしかしたら本物かも」
こうした気持ちから、ズルズルと連絡を取り続けてしまうことは被害に繋がる可能性が高いため注意しなければいけません。
怪しいと感じた案件は返信すること自体がリスクになる場合もあるため、違和感を感じたらその直感を無視せず、まずは立ち止まって冷静に考えるようにしてください。
契約と支払いは必ずUpwork内で完結させる
悪質な業者は、言葉巧みに応募者を誘導しようとしますが、契約前の外部誘導や外部決済はしないようにしましょう。
Upwork内でやり取りすれば、もし万が一何かしらのトラブルが起きてしまった場合でもサポートに頼ることが可能です。
しかし、外部に出てしまった瞬間にこうしたサポートは対象外になってしまうため、詐欺被害にあっても解決することが難しくなります。
契約後にZoomやTeams、Slackなどを使用するケースは一般的にも多くありますが、契約前に外部へ誘導される場合は注意が必要です。
プロフィールとポートフォリオを充実させる
しっかりとしたプロフィールと実績がある場合、悪質な業者から「騙しにくいターゲット」とみられますが、実績が少ない応募者や初心者は狙われやすい傾向にあります。
顔写真やプロフィール文を充実させたり、過去の実績やポートフォリオを具体的に掲載したりと、内容を充実させておくことが重要です。
また、まだUpworkでの実績がない場合は、現在のスキルや対応できる業務内容などを明確に記載するようにしておきましょう。
初心者であっても、クライアントから見た際に信頼できる応募者であることをアピールできれば、案件が取りやすくなり詐欺被害の予防にもつながります。
日本人の強みを活かせる案件から始める
最初は「日本人であること」に価値がある案件から始めましょう。
具体的には、日本語の翻訳や校正、日本市場のリサーチや調査、オンライン秘書、バーチャルアシスタント、日本語コンテンツの作成などです。
これらの案件は、日本語のネイティブスピーカーを必要としているケースが多く、比較的誠実なクライアントが多い傾向にあります。
また、最初から全ジャンルを狙うのではなく、自分の強みが活きる分野に絞ることで、より安全かつ効率よく実績を積んでいけるでしょう。
怪しいクライアントはすぐにブロック・通報する
「この人は怪しいかも」と感じたクライアントは、小さな違和感であったとしても迷わずブロック・通報しましょう。
Upworkには「Flag as inappropriate」があり、クライアントのプロフィールや案件ページから通報することが可能です。
仮に自分が被害に遭わなくても、通報することによって他の応募者を守ることにもつながります。
Upwork全体をより安全に保つためにも、少しでも怪しいと感じたら積極的に活用してください。
被害を最小限に抑えるために日頃からやっておくべき準備

Upwork自体は安全なプラットフォームですが、悪質な業者に目をつけられた場合、予期せぬ被害に見舞われてしまうリスクが高くなります。
トラブルに遭わないようにすることはもちろん、もし悪質な業者に騙された場合、被害を最小限にするためにも、ぜひ下記4つの準備をしておきましょう。
①パスワードの管理と2段階認証の設定
②やり取りのスクリーンショットを保存する習慣
③個人情報の最小限開示を徹底する
④支払い手段を定期的に確認する
まずはUpworkアカウントの2段階認証を設定し、不正ログインを防ぎましょう。
また、もしもクライアントに対して少しでも怪しいと感じた場合、連絡や指示はすぐにスクリーンショットを撮って保存し、トラブルになった時に証拠として役立てましょう。
さらに、Upwork上では、仕事に必要な情報以外の個人情報は極力開示しないことが基本です。
また、契約後にNDAや契約書の締結、社内システムへの登録などで個人情報の提出を求められることがあります。
住所・電話番号・銀行口座などを求められた場合はしっかりと必要性を確認したうえで、必要最小限のみ共有するようにしてください。
クレジットカードや銀行口座の明細を定期的に確認し、不審な取引がないかチェックする習慣をつけておくことも大切です。
もしもUpworkで被害に遭ったら?

万が一詐欺やトラブルに遭ってしまった場合でも、素早く対応することで被害を最小限に抑えられます。以下のステップを順番に実行してください。
通報が入ることで調査が入り、アカウント停止などの措置を取ってくれる場合がある
時間が経過すればするほど対応が難しくなってしまうため迅速な連絡が必要
被害が甚大な場合はすぐに警察へ相談する
それぞれについて下記で詳しく紹介します。
Step1|Upworkの通報機能を活用
まず最初にやるべきことは、Upwork内の「Flag as inappropriate」ボタンから詐欺クライアントを通報することです。
通報時にはやり取りのスクリーンショットなど、悪質な業者であるという証拠の情報も一緒に提出してください。
通報が入るとUpworkのサポートチームがクライアントに対して調査をし、アカウント停止などの措置を取ってくれる場合があります。
また、返金交渉のサポートを受けられる場合もあるため、契約・支払いに関するトラブルはUpworkのdisputeシステムを利用してください。
Step2|決済手段(クレジットカード・銀行)に連絡
不正な請求や送金が発生した場合は、すぐに利用しているクレジットカード会社や銀行に連絡しましょう。
クレジットカードの場合は「チャージバック(不正利用の取り消し申請)」の手続きが可能な場合があります。
金銭的な被害の場合、時間がたてばたつほど対応が難しくなるため、気づいたらすぐに連絡することが重要です。
カード番号を変更してもらうなどの対策もあわせてお願いしましょう。
Step3|警察のサイバー犯罪窓口へ相談
金銭的な被害が発生した場合や、個人情報が流出した可能性がある場合は、Upworkのサポートだけでなく警察に相談することをおすすめします。
各都道府県の警察本部には「サイバー犯罪相談窓口」が設置されており、インターネット上の詐欺被害の相談に対応してくれます。
またIPAの情報セキュリティ相談窓口でも、マルウェア感染や情報漏洩に関する相談を受け付けているため、早めに相談しておくことが大切です。
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まとめ

Upworkは世界的な大企業がクライアントとして利用しているほどのプラットフォームで、日本人向けの案件も多くあるクラウドソーシングサービスです。
一部の悪質な利用者によって安全性を疑問視されているといったケースがありますが、サービス自体は安全性も高く信頼できるため、うまく活用できれば効率的に在宅でのお仕事をスタートさせられるでしょう。
本記事では、Upwork自体の安全性や7つの危険なサイン、応募前にチェックすべき項目や自衛のためのポイントなどについて詳しく紹介しました。
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